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上野樹里、リラックス法は「夫と食べる鍋」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.30 16:00 最終更新日:2020.11.30 16:00
「独身生活から、結婚して母になって。自分のちょっと先の未来までが描かれているので、この年で『朝顔』に出会えてよかったなって思います」
11月2日にスタートした『監察医 朝顔』(フジテレビ系)で、上野樹里は法医学者、万木朝顔を演じている。
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「見知らぬ人であっても、同じ人間として命を落とされた方の死因を究明して見つけて、しっかり弔ってあげたい、と朝顔は思っています。いろいろなことを科学的に調べていった結果、見えてくるのは人間ドラマで、他人事ではないと思うときもありますね」
朝顔と自分は、意外に似ているところがあると話す。
「朝顔は、自分ひとりの時間や、家で家族と過ごす時間を大事にしているから、自分のペースを保てるんだと思うんです。
あまり根を詰めないで、俯瞰で自分を見る余裕があるぐらいが好きなタイプで、私もそうなんです。年を重ねて肩の力が抜けたら、いろんなことに対して視野や器も大きくなっていけるのかなって……。マイペースでやっています」
2クールにわたる放送で撮影も長いが、リフレッシュ方法は、お手製のアロマグッズと夫との食事。
「家に帰って疲れているようなことがあったら、『自分のエネルギーの使い方が間違っているんだ』と思うようにしています。それでも疲れたときは、自分で、天然素材にこだわった塩とアロマの精油だけで作ったバスソルトを入れたお風呂につかったり、ソイワックスだけで作ったキャンドルを焚いて寝ます。
最近は寒くなってきたので、夫と鍋を食べたりしますね。『食事の支度は作れるほうが作ろう』と、無理なくやっています。夫がお鍋を煮込んでくれているときもあるし、それを翌日、タンブラーに入れて撮影に持っていくこともありますよ」
ドラマが支持される理由は、万木家の家族像にもある。
「私生活が描かれないヒロインもいますが、朝顔はオンもオフも、いいことも悪いことも包み隠さず描いています。家族が一緒にご飯を食べる、温かみのある空間が生き生きと描かれているのも、共感を呼んだり癒やしになっているのかなって思いますね。
母の死を乗り越えた朝顔が、さまざまな事件を解決しながら成長していきます。法医学の話は難しそうだと気負わず、楽に観ていただきたいですね」
うえのじゅり
1986年5月25日生まれ 兵庫県出身 2001年「クレアラシル」の3代目イメージガールに選ばれデビュー。2004年映画『スウィングガールズ』に主演し、第28回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2006年『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)で野田恵を好演し人気に。2011年のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』、2014年の『アリスの棘』(TBS系)に主演するなど、多くのドラマに出演
写真・木村哲夫
衣装協力:ドナテラ・ペリーニ
※ドラマ『監察医 朝顔』は毎週月曜日夜9時からフジテレビ系にて放送中
(週刊FLASH 2020年12月1日号)