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綾野剛、金髪のロケ現場撮「盃はこう受けるんだ」舘ひろしが教えた“ヤクザ映画の流儀”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.11 06:00 最終更新日:2020.12.11 06:00
「綾野さんは、線の細いイケメンを演じることが多かったんですが、本音ではずっと、ハードボイルドなアウトロー役をやりたがっていた。だから、初めて演じる “ヤクザ役” には、かなり力が入っているようですよ」(芸能プロ関係者)
金髪でスーツ姿の綾野剛(38)が、真剣な面持ちで藤井道人監督(右)と話し込む。2021年1月29日公開予定の映画『ヤクザと家族 The Family』のロケ現場だ。現場のスタッフも、綾野の気合の入れ具合に驚いたという。
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「出番の2時間以上前には現場入りして、入念に本番に備える。何度か撮り直しをするあいだも、真剣にモニターに見入っていましたし、エキストラにも意見を聞いたりしていました」(製作スタッフ)
とくに印象に残ったのは、ヤクザ役を43年ぶりに演じるという共演の舘ひろし(70)と、綾野のやり取りだという。
「綾野さんが『親分、このたびは……』と言って、舘さん扮する組長から盃を受けるシーンがあるんです。舘さんは、『盃はな、こうやって受けるんだよ』と、目線の位置やセリフのタイミングなどを、綾野さんにアドバイスしていましたね」(同前)
舘が所属する石原プロは、2021年1月に解散。昭和の男くさいハードボイルドの “盃” を受けた、綾野の演技が楽しみだ。
(週刊FLASH 2020年12月22日号)