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はあちゅう「匿名のSNS誹謗中傷者たちを訴えます」加害者たちは今さら“言い訳”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.11 06:00 最終更新日:2020.12.11 06:00
●「私、誹謗中傷していました…」元アンチ女性2人が懺悔告白
●九州在住・Aさん(32歳、自営業)の告白
「ふつう子供が生まれたら、『子供に対してお手本でいなければ』という、親としての自覚が出てくるじゃないですか。それなのに、彼女は出産してからも全然スタンスが変わらなくて。『子供が大きくなって、この書き込みを見たとき、どう思うのかな』みたいに呟いたりしていました。
私が会社にいたときは、上司と意見交換をしたり、組織の人と調和してうまくやっていかなければなりませんでした。彼女は奔放で自由な生き方をしながら、家計も生活も成り立っている。そんな状況が自分と違いすぎて、彼女が嫌いだったんでしょうね。
一応、彼女には謝罪のメールを送りましたが、私は彼女に対して反対意見を述べただけで、『死ね』とか『ブス』とか書き込む人とは違うと思っているんです。
ただ、私の人生に関係ない人なのに、わざわざ彼女をフォローして、発言を自分で見に行って、そこに書き込んだという自分の行動自体は愚かでした。
それでも、彼女が訴訟を始めたときは、『自分は大丈夫なのかな』と怖くなりましたね」
●関東在住・Bさん(36歳、主婦)の告白
「掲示板サイト『ガールズちゃんねる』に、はあちゅうさんを傷つけるような書き込みをしていました。期間は数カ月くらいです。
当時よく掲示板に、はあちゅうさんのトピックができていて、最初は見ていただけだったのですが、書き込んでみると、イベントに参加したような楽しさがありました。
書き込みに対して「いいね!」なら+ボタン、否定的なら-ボタンをクリックします。+が多いと文字が大きくなり、-が多いと文字が小さくなっていくんです。それがいかにも『さあ、叩こう』という雰囲気で、私も『彼女はおかしい。信じられない』とか、次第に強い言葉で書くようになっていました。
ある日、ふと彼女のインスタを見たんですね。ご家族の生活をサルの漫画で描かれていたのを見て、彼女はかわいらしい方だと思いました。そのとき、『ああ私、この人を傷つけているんだな』と思って。きっぱりと、掲示板を見ることがなくなりました。今は、ご家族3人で、幸せな毎日を送っていただきたいと思うばかりです」
はあちゅう
1986年生まれ 家族生活を赤裸々に綴ったブログは、アメーバランキングで常に上位
ふくながかつや
1980年生まれ 冒険家としても活動している。元タレントのおかもとまりさんなど、誹謗中傷案件の弁護を多く手がける
イラスト・まるはま
(週刊FLASH 2020年12月22日号)