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三浦翔平、共演した春馬さんとオフでも役作り「電話や車の中でセリフ合わせを」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.12 20:28 最終更新日:2020.12.12 20:38
俳優の三浦翔平が、12月12日におこなわれた映画『天外者』公開記念舞台あいさつで、生前の三浦春馬さんとのやり取りを振り返った。
7月に亡くなった春馬さんは、今作で主演の五代友厚を演じている。翔平は、坂本龍馬を務めた。
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正式にオファーが来る前、春馬さんから出演依頼を受けていたという。
「オファー前に春馬とご飯を食べに行ったとき、『五代友厚をやるけど、坂本龍馬で出てほしい。一緒にやりたい』と言われたんです。オファーを待っていた状態でしたが、『やるよ』と答えました」
撮影現場以外でも、春馬さんとセリフ合わせの時間を作っていた。
「現場に行けないときも、春馬が『セリフの読み合わせしようよ』と言ってくれて、サーフィンに向かう車の中や電話でやったりしました」
春馬さんとそろって2人で現場入りしたときには、田中光敏監督が息の合った2人の演技に舌を巻いたほどだ。
「『翔平さんがいなくても、この雰囲気を伝えておく』と春馬くんは言っていて、実際2人が撮影に挑んだときは、2人とも完璧に役にのめり込んでいました。春馬くんは座長として素晴らしい役目を果たしてくれました」(田中監督)
春馬さんがいたからこそ、完成できた作品だと締めくくった。
「僕の龍馬役は、春馬がいたから作れた。撮影中、春馬は自分以上に、共演者やスタッフを見てて。常に誰かを気にかけてて、元気がなさそうな人がいたら積極的に声をかけていました。座長としてはもちろん、人としても素晴らしい男です」