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川口春奈『麒麟がくる』での熱演は「眼で演技する」ことへのこだわり
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.16 16:30 最終更新日:2020.12.16 16:31
沢尻エリカ(34)の代役として、NHK大河ドラマの『麒麟がくる』で「帰蝶」を演じる川口春奈(25)の熱演ぶりが、NHK内でも高い評価を得ているという。ドラマの演出担当が、川口を抜擢した当時を、こう振り返る。
「すでに沢尻さんで何話分も撮影が済んでいたので、現場はパニックになりましたね。いちばん大変だったのは、季節が変わってしまったので、セットをもう一度考え直したり、組み直すことでした。
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撮影までに時間的な余裕がなかったため、代役はスケジュールのやりくりができる人が最優先でした。その点で川口さんは、直近のスケジュールを抑えられたことが大きかった。また、信長の正妻で “蝮の道三” の娘というキャラが立った役柄からも、彼女が最適という判断に至りました。
しかも彼女は、目力が素晴らしいし、所作などの飲み込みも早いんです。正式な決定前から、自主的に乗馬の練習をしていたそうですよ。ちなみに、最近の女優さんは小顔の方が多いのですが、彼女はそうじゃない(笑)。でもそれは、時代劇では画面映えするということなんです」
NHK関係者が、撮影現場での彼女の様子を明かしてくれた。
「ほかの共演者とも、普通に楽しく話をしていますよ。お酒も好きみたいですけど、撮影中は節制しているようです。川口さんは、“眼で演技する” ことにこだわっていて、『自分の映ってる姿を見せて欲しい』と、何度もVTRで細かい所作を確認しています」
前出の演出担当が続ける。
「川口さんが、この役柄を引き受けてくれることになったときに、『なるべく贅肉を排除して頑張ります』と言ったんです。
私は、てっきり “見てくれ” のことを言ってるのかと勘違いしてましたが、彼女なりに『準備も含めて、今さらいろいろできることは限られているので、肝心なことを、やれることだけに集中したい』という決意の表われだったんです」
これからの放送は、川口の「眼」にも注目だ!