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M-1ファイナリスト「東京ホテイソン」伝統芸能を武器に史上最年少優勝を狙う

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.17 20:00 最終更新日:2020.12.19 18:16

M-1ファイナリスト「東京ホテイソン」伝統芸能を武器に史上最年少優勝を狙う

東京ホテイソン(左からたける、ショーゴ)/(C)M-1グランプリ事務局

 

――「ファイナリストのなかで、自分たちが一番だ!」と思うものはなんですか?

 

ショーゴ 「一番グダグダだ」です。

 

たける グダグダ……? いい意味でね。確かに漫才が上手いわけでも、テンポがいいわけでもない。それを面白がってもらえたらいいなと。

 

ショーゴ 僕らの漫才は技術じゃない、たけるのパッションだけでやってます。

――ほかのファイナリストで意識しているコンビはいますか?

 

ショーゴ マヂカルラブリーの野田(クリスタル)さんです。野田さんは筋肉がありますが、僕もあるんですよ。野田さんがどれだけ体を絞ってくるか。M-1はそういう戦いでもあるので。脱ぐのは野田さんの芸なので、僕は脱ぎませんが、筋肉という意味では意識してます。

 

たける ボディービルの大会じゃないから(笑)。僕はもちろん、長谷川雅紀(錦鯉)さん。雅紀さん、僕の親父と同じ歳(49歳)でして、しかも雅紀さんに親父がちょっと似てるんですよ。だからマジで親父と戦う気持ちです(笑)。って、意識してるコンビを聞かれてるのに、2人とも答えがコンビじゃなくて個人だ(笑)。

 

――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威だと感じるコンビは?

 

ショーゴ 今年に限っていうと、マジで全組だと思います。あまり正統派がいなくて、クセがあって個性がある、ハマったら爆発するコンビだらけ。僕らにとってイヤなのは、ツッコミで笑いをとる「ぺこぱ」さん。もしぺこぱさんが勝ち上がってきたら、僕らの方が先にネタをしたいです。

 

たける オレ、ネタ順トップでやりたい。今年は決勝9組もヘンな組が多すぎて。

 

ショーゴ こんなに色が違う、個性だらけの年はそうないですよ。オレたちが普通に見えるくらいで。

 

たける ホント、今年は「妖怪大運動会」ですよ! ならばトップで印象づけて、爪跡を残したいです。

 

――優勝賞金1000万円の使い道は考えていますか?

 

ショーゴ ネタは僕が作ってるので、僕が700万円で。

 

たける ふざけるな、オレだって一生懸命演じてるんだぞ!

 

ショーゴ 親に借りているお金を返して、いま通っているジムの会員種別がその店舗にしか行けない店舗会員なので、残りの賞金で関東のどの店舗でも行ける会員にグレードアップしたいです。

 

たける 僕は引っ越ししたいです。三軒茶屋で、家賃20万円くらいのところに。あと、親にも渡したいです。

――では最後に、決勝へ向けた意気込みを!

 

たける 優勝はもちろんしたいですが、そういうのはいったん考えずに、もう楽しむだけ! です。

 

ショーゴ 欲を言えば(最終決戦に進んで)ネタを2本やりたい。あとは誰からも怒られずに終えたいです。僕らとウエストランドさん、マヂカルラブリーさんは “怒られ枠” な気がするので……。それで今年のM-1で誰が売れた? となったときに、3番目くらいに入っていられれば。その上で来年、完全優勝を目指します!

 

※「M-1グランプリ2020」は今年も今田耕司・上戸彩を司会に、12月20日(日)18:34からABCテレビ・テレビ朝日系で生放送

 

取材&文/松田優子

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