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【芸能界・意外な話】研ナオコが明かす、中島みゆきと八代亜紀の素顔とは

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.12.28 11:00FLASH編集部

【芸能界・意外な話】研ナオコが明かす、中島みゆきと八代亜紀の素顔とは

 

 研ナオコさんが、歌謡界の大物である中島みゆきさんと八代亜紀さんの意外な素顔を明かしてくれました。

 

 中島みゆきさんと言えば、『糸』や『時代』など比較的静かなバラード系の暗めの曲を歌う印象です。しかし、『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)のラジオパーソナリティでは、一転ハイテンショントークなので、どちらが本当の中島みゆきさんなのか不思議に思ったことはありませんか?

 

 

 そこで僕は中島さんに曲を提供してもらっている研さんに、ふだん中島さんはどんな人なのかお聞きしました。

 

 研さんが中島さんに初めて会ったのはレコーディングのときでした。研さんがミキサーの人に「みゆきちゃん来てる?」と聞くと、「いらっしゃってます」というので周りを見渡してみたものの、最初は中島さんに気づきませんでした。しかしよく見ると、中島さんはスタジオの隅っこのソファに背中を丸めて座ってノートに詞を書いていたそうです。

 

 そこで研さんが「このたびはありがとうございます」と挨拶すると、中島さんは「こちらこそ……ありがとうございます……」と蚊の鳴くような小さな声で答えました。まるでお化けと話をしてるようだったといいます。

 

 研さんは、「『オールナイトニッポン』のハイテンションな中島さんは、ギャップを出すため、ああいったしゃべり方をしているのであって、実際の中島さんは最初から暗かったので、大人しい人ではないか」と推測していました。

 

 一方の八代亜紀さん。

 

 八代さんと言えば、昔は厚化粧というイメージがありました。嘉門達夫さんには『リバーサイドホテル』の替え歌で「誰も知らない素顔の八代亜紀」と歌われましたし、ビートたけしさんからも「八代亜紀は厚化粧で笑うとヒビが入る」とギャグにされていました。

 

 八代さんの厚化粧キャラは世間に浸透しましたが、はたして実際はどうなのか、メイク室で昔よく八代さんと一緒だったという研さんに真相をお聞きしました。

 

 研さんによると、八代さんは目鼻立ちがはっきりしていて顔立ちが濃いので、アイラインを入れてつけまつげを付けると化粧がすごく濃く見えるそうです。実際の八代さんのファンデーションはそんなに濃くなかったと言います。

 

 では、なぜ八代亜紀さんが厚化粧キャラになってしまったのか。その理由を研さんにお伺いすると、「私が原因です。どうもすいません」と恐縮しながら教えてくれました。研さんは八代さんの化粧が厚く見えたことで、ライブや番組などでいじり始め、それがきっかけで浸透していったのです。

 

 実際、研さんはご自身のライブトークでは「八代亜紀さんのファンデーションは厚さが1センチぐらいあって、ひび割れて、ポロポロ落ちちゃって」と言って笑いにしています。そんな怒られても仕方がないことをネタにしても、八代さんは「やだ〜ナオコちゃん」と笑って許してくれたそうです。

 

 八代亜紀さんの厚化粧キャラの震源地が研ナオコさんだったとは意外な話ですね。

 

●取材・文/インタビューマン山下
 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・お笑いジャーナリスト

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