エンタメ・アイドル
君島十和子「JJと歩んだ青春」撮影現場は私の“キャンパスライフ”そのもの
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.03 11:00 最終更新日:2021.01.03 11:00
「赤文字系」女性ファッション誌の代表格である『JJ』が、12月23日発売の2021年2月号を最後に不定期刊行となり、WEBで継続されていくことが発表された。1975年4月の創刊より女子大生のバイブルとして愛されてきた同誌を支えた歴代のレジェンドモデルたちが、『JJ』への思いを明かす――。
【関連記事:血液にオゾン、入浴は50度…君島十和子の驚き美容術】
今回は、1980年代に同誌の看板モデルを努めた、君島十和子だ。
「『JJ』には、楽しくキラキラした時代の思い出しかありません。まさに、私の青春そのものでした」
そう懐かしむ君島は、航空会社のキャンペーンガールを経てモデルを始め、看板モデルになった。
「毎月、シャネルやグッチ、セリーヌなどの一流メゾンの服を身に纏い、写真家の立木義浩さんや浅井愼平さんなど、時代を牽引するカメラマンに撮影してもらいました。
50着以上の服をひとりで着て、同一ポーズで10時間に及ぶ撮影をして疲労困憊で終えた企画も、いまや懐かしい思い出です。この経験は、『JJ』でなければあり得ませんでした」
当時から人気モデルを多数輩出していた『JJ』。モデル同士のライバル争いは、あったのだろうか?
「私のまわりのモデルは、個性がまったく違い、企画や特集によって使われ方が違うことを自覚していたので、現場ではみんな仲よしでした。
とくに、女子校出身で、高校卒業と同時に芸能界のお仕事を始めた私にとって、『JJ』の撮影現場は “キャンパスライフ” そのもの。おしゃれや美容、そして一流品を教えてもらったのも『JJ』。私の教科書的存在でしたね」
現在は、コスメブランド「FTC」のクリエイティブディレクターを務め、当時にも増してその美貌に磨きをかけている。
きみじまとわこ
54歳 1966年5月30日生まれ モデル、女優として活躍後、結婚を機に引退。現在はコスメブランド「FTC」のクリエイティブディレクターを務める
写真・『美ST』2020年2月号/藤原宏(Pygmy Company)
取材&文・植木麻利子
(週刊FLASH 2021年1月5日・12日合併号)