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畑野ひろ子「JJと歩んだ青春」過酷な撮影を乗り越えた“スタッフとの絆”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.06 11:00 最終更新日:2021.01.06 11:00
「赤文字系」女性ファッション誌の代表格である『JJ』が、12月23日発売の2021年2月号を最後に不定期刊行となり、WEBで継続されていくことが発表された。1975年4月の創刊より女子大生のバイブルとして愛されてきた同誌を支えた歴代のレジェンドモデルたちが、『JJ』への思いを明かす――。
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今回は、同誌史上、海外ロケ回数No.1の畑野ひろ子だ。彼女は17歳で『JJ』デビューし、その後『CLASSY.』『VERY』『STORY』と、光文社のファッション誌とともに成長してきたモデルだ。
「モデル人生の始まりとなった『JJ』での7年間は、いろんな経験を積ませてもらい、あの時代のすべてが凝縮された、濃厚な日々でした。
私は海外班として、月1回はハワイやロス、イタリア、香港などに行っていましたね。根性論じゃないですが、どんなに過酷な環境でもイヤと言わなかったので、そこが信頼されていたのかも」
国内での撮影も、過酷な環境のものが多かった。
「『ワンピース100』や『コート100』など、ひたすら同じようなアイテムを100体分着る企画が流行っていました(笑)。当時は冬でもジェットヒーターやロケジャン(ベンチコート)など便利なものは一切なくて、今考えるとハード!
でも大変だったからこそ、チームワークは最高でしたね。その家族みたいなスタッフたちと、いまでも『STORY』の現場などで一緒に仕事できているのは、心強いです」
仲間たちとの思い出を振り返りながら、今後の夢を語ってくれた。
「私はモデルを『JJ』で始めたので、『JJ』で終えたい。『大人JJ』が、できればいいのに!」
はたのひろこ
45歳 1975年11月23日生まれ モデル、フラワーライフスタイルプロデューサー。2008年にサッカー元日本代表の鈴木啓太氏と結婚し、2児の母に
写真・『STORY』2020年11月号/清水将之(mili)
取材&文・植木麻利子
(週刊FLASH 2021年1月5日・12日合併号)