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小畑由香里「JJと歩んだ青春」着替えは“秒”、2cm小さい靴も履いた(笑)
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.07 11:00 最終更新日:2021.01.07 11:00
「赤文字系」女性ファッション誌の代表格である『JJ』が、12月23日発売の2021年2月号を最後に不定期刊行となり、WEBで継続されていくことが発表された。1975年4月の創刊より女子大生のバイブルとして愛されてきた同誌を支えた歴代のレジェンドモデルたちが、『JJ』への思いを明かす――。
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今回は、『JJ』第二次ブームの立役者との呼び声高い、小畑由香里だ。
20年前のJJモデルは、160cm台で小柄、そして日本人というのが特徴。身近な存在が読者にウケていた時代だった。165cmの小畑も、そのひとり。すぐにトップへの階段を駆け上がり、同世代のカリスマ的存在となる。
「表紙にお声がけいただくことが多く、嬉しかったですね。ただ、ほぼ毎月撮影はするけれど、じつはほかにも表紙候補がいて、誰が表紙になるかわからなかったんです。
毎月、写真の仕上がりでモデルが選ばれるので、撮影はしたのに何カ月も表紙に使ってもらえないこともありました。そのときは、プレッシャーに押しつぶされそうになりながら、『頑張らなくちゃ』と自分を奮い立たせましたね」
小畑が活躍したころは、ページあたりのカット数が、非常に多い時期。
「一日に100体分以上という、量が多い撮影には徐々に慣れてきて、着替えるのも “秒” になってくるんですよ。そして、靴に合わせて足のサイズまで変えられるようになるんです(笑)。
本当は24.5cmなのに、靴が22.5cmしかないからと無理やり履いてポーズをとることもありました。
大変でしたが、高校卒業後すぐにJJモデルを始め、毎月同じメンバーで過ごしてきたあの時代は、私の第二の青春。大切な大切な思い出です」
おばたゆかり
41歳 1979年10月12日生まれ 14歳でモデルデビュー。『JJ』では、登場から3カ月でカバーを飾る。現在も『美ST』など、女性誌を中心に活躍
写真・『美ST』2019年5月号/眞板由起
取材&文・植木麻利子
(週刊FLASH 2021年1月5日・12日合併号)