宮地真緒「仕事は当たり前じゃない」デビュー20年、ずっと感謝の日々

　女優・宮地真緒が、10年ぶりの写真集で脱いだ！　撮影地は、彼女が主演を務めたNHK連続テレビ小説『まんてん』の舞台、鹿児島県の屋久島だ。

「デビューから20年を経て、原点回帰を考えたときに、『ここしかない』と。それに、当時は『スタッフやキャストの皆さんにご迷惑をおかけしないように』と、毎日がむしゃらでした。

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　いま一度、落ち着いて屋久島を訪れたいという気持ちもあったので、この場所を選びました」

　18年ぶりの屋久島は、宮地の目にどのように映ったのか。

「生命力を感じました。朝日を見ても夕日を見ても、涙が出そうになるくらいきれいで、どこにいても自然の力強さを感じるのです」

　彼女にはデビュー以来、大切にしている思いがある。

「『感謝の気持ちをもって、真面目に楽しむ』ということは、変わっていません。お仕事をいただけるのは、当たり前ではないし、ありがたいことだと、いつも思っています」

　2021年をどんな年にしたいか。

「2020年は、世界中息苦しい一年だったと思います。たくさん考える時間があり、当たり前だと思っていたことにあらためて感謝の思いが湧きました。

　2021年は、もう少し伸び伸びと、元気に過ごせる一年になったらいいですね。お仕事の面では、皆さんのお目にかかれるよう、俳優業では、いろいろな役にチャレンジしたいです」

みやじまお
36歳　1984年2月2日生まれ　兵庫県出身　T168　2000年デビュー。2002年に第27代「旭化成水着キャンペーンモデル」を務める。同年のNHK連続テレビ小説『まんてん』のヒロイン役に抜擢され、一躍全国区の人気女優となった。その後もテレビドラマや映画、舞台などで活躍する。そのほか最新情報は、公式ツイッター（@miyaji_mao）、公式インスタグラム（@maomiyaji）にて

写真・安藤広樹

※写真集『逢燦燦』が講談社より発売中

（週刊FLASH　2021年1月19日・26日合併号）