【芸能界・意外な話】後輩思いの朝青龍、白鵬のため、みのもんたに化粧まわしをおねだり

　みのもんたさんと元横綱・朝青龍さんは飲み友達で、大相撲で優勝した当日でも、みのさんが電話で呼び出すと駆けつけてくれるそうです。また朝青龍さんからみのさんへの誘いもあり、お互いが連絡し合う仲だと、みのさんが話してくれました。

「優勝した日に電話したら来たよ。飲み友達なの。朝青龍のお母さんが作ってくれるモンゴルの馬乳酒という地酒があるの。ちょっと酸っぱいんだけど旨いのよ。それが手に入ると朝青龍が電話くれて2人でよく飲んだよ」

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　力士が優勝した日は、後援者との打ち上げやテレビ番組の出演など対応に追われます。そんななか、朝青龍さんがみのさんの酒席に駆けつけるとは相当な仲だとうかがい知れます。

　また朝青龍さんと言えば荒くれ者のイメージがあります。しかし、みのさんが意外な一面を明かしてくれました。

「白鵬がまだ大関の頃だけど、朝青龍に『白鵬は化粧まわしが少ないから、みのさん作ってくれないか？』って言われて。『どんなのがいいの？』って聞いたら、朝青龍がその場でモンゴルの草原を走る馬の絵を、ササッと描いて。またその絵がうまいんだよ。それで化粧まわしを作って白鵬にプレゼントしたの」

　さらにみのさんは化粧まわしの制作秘話も教えてくれました。

「失敗しちゃったんだよ。化粧まわしの馬の絵より俺の『みのもんた』の字の方が、でっかくなっちゃって（笑）。観客がそっちに注目して。だって俺の名前は小学生でも読めるんだもん（笑）」としっかりオチをつけてくれました。

　朝青龍さんが絵が上手いという情報は失礼ながら意外でしたが……なぜか朝青龍さんは、まったく面識がない筆者のTwitterをフォローしてくれています。どうでもいい話ですが、これがある意味いちばん意外な話かもしれません。

取材・文／インタビューマン山下
　1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ（現・桂三度）とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター・お笑いジャーナリスト