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バイデン大統領就任式で独唱「レディ・ガガ」飛び入りライブに見た“世界的サービス精神”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.23 19:58 最終更新日:2021.01.23 20:13
1月20日(日本時間21日)、米国・ワシントンでジョー・バイデン氏の第46代大統領就任式がおこなわれ、歌手レディー・ガガが国歌独唱を披露した。その様子は、動画配信サイトやネットニュースでまたたく間に拡散され、海を挟んだ日本のSNSでも《鳥肌が立った!》《素晴らしすぎて涙が出そうになった》と、話題に。
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ガガは、4年前にドナルド・トランプ氏が当選した際には、彼の自宅があるニューヨークの「トランプ・タワー」前で、「Love trumps hate」(愛は憎しみに勝る/トランプが嫌い)というボードを掲げ、抗議していた。当時を思い出し、《あのときから4年》と感慨深さを表明する人もーー。
じつは8年半ほど前、本誌記者はガガが日本で見せた “サプライズ公演” の場に居合わせていた。上の写真は、そのときのもの。事のあらましは、こうだ。
2012年5月10日深夜、ガガは宿泊していた東京・新宿の高級ホテル「パークハイアット東京」でおこなわれていた音楽ライブに飛び入り参加した。同日19時からの来日公演『LADY GAGA THE BORN THIS WAY BALL』(さいたまスーパーアリーナ、観客3万5000人)を終えたばかりだった。
グラスを片手にステージに上ったガガは、ジャズ1曲を披露。時間にしてわずか5分程度だったものの、50人ほどの観客は世界的スターを前に「なんという夜だ!」と声を上げ、驚きと感動に包まれていた。
居合わせた本誌記者は、こう回顧する。
「写真を撮るのに四苦八苦しましたが(笑)、ライブを終えたあと、いっさい疲れを見せずに、サービス精神だけで50人の前に立って美声を披露した彼女の姿は忘れられません。『これが、世界レベルか』と、心が震えました」
ガガは、2020年に発売した3年半ぶりとなるアルバム『Chromatica』で全米アルバムチャート1位を獲得。「MTV Video Music Awards」で最多9部門にノミネートを果たすなど、勢いがおとろえぬ活躍をみせる。新大統領とともに、ガガの今後にも注目だ!