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【芸能界・意外な話】きゃりーぱみゅぱみゅの芸名は「サバンナ八木のギャグが由来」という話に新事実が!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.25 11:00 最終更新日:2021.01.25 11:00
きゃりーぱみゅぱみゅさんの芸名の由来は、高校時代のあだ名が「きゃりー」で、「ぱみゅぱみゅ」はサバンナ八木真澄さんのギャグ『パミュ』から引用。「ぱみゅぱみゅ」と2回続くのは、同じ言葉を繰り返すとかわいいという理由だからと、『女性セブン』(2011年9/29、10/6号)で、ご本人が明かしています。
ここまではわりと有名な話ですが、今回伝えたい新事実は『パミュ』はもともと八木さんのギャグではなかったということ。実は八木さんのお兄さんのギャグなのです。八木さんに事の真相を聞いてみると、他にも新事実が発覚しました。
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「お兄ちゃんがやってた『パミュ』を僕がもらったんです。『パミュ』のポーズ(顔の横で手を開いた状態から親指以外を折りたたむ)もお兄ちゃんがやってました」
兄からもらったとはいえ、八木さんがある程度アレンジしたのかと思いきや、ポーズや言い方まで「まんまもらった」と言います。さらに八木さんのギャグ「パナキ」(単語をもらい、どんな単語からでもシリトリで「パナキ」という言葉につなげる)も、もとはお兄さんのギャグだと言うのです。
お兄さんは建設会社を経営されている一般人ですが、『R-1ぐらんぷり』に「Mr.カジノ」という芸名で過去に2度チャレンジし、いずれも1回戦で敗退。しかし今年の『R-1グランプリ2021』では1回戦を見事突破しています。
「お兄ちゃんは『R-1グランプリ』の1回戦で『パナキ』をやって、いま残っているんですよ。ネタの中でお兄ちゃんが『パナキは俺が弟に教えた』と言って僕をいじってるんです。僕のギャグの『ブラジルの人、聞こえますか〜?』も俺が教えたと言ってウケたそうなんですよ」
八木さんの代表ギャグと言っても過言ではない『ブラジルの人、聞こえますか〜?』も本当にお兄さんからもらったものなのか、真相を八木さんに直撃しました。
「僕は覚えてないんですが、小学生の頃にお兄ちゃんと一緒にお風呂に入っているとき、『お風呂の下はブラジルやで』とお兄ちゃんが僕に教えたらしいんですよ。『それにインスパイアされてる』って言ってるんですよ」
八木さんの代表的なギャグ「ブラジルの人、聞こえますか?」やきゃりーぱみゅぱみゅさんの芸名の一部になった「パミュ」が、一般人の八木さんのお兄さんが考えたギャグだったとは意外な話ですね。
取材・文/インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター・お笑いジャーナリスト