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橋本マナミ、「国民の愛人」でブレイクの原点「食費一食6円の極貧生活」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.14 06:00 最終更新日:2021.02.14 06:00

橋本マナミ、「国民の愛人」でブレイクの原点「食費一食6円の極貧生活」

 

 橋本マナミが案内してくれたのは、故郷・山形の蕎麦を看板メニューにする「山形田」。銀座の雑居ビルの地下、テーブル4卓にカウンターのみの小体な店だ。

 

 2020年9月17日に放送された『秘密のケンミンSHOW極!』(読売テレビ・日本テレビ系)のロケで初訪問して以来、「東京に第二の実家ができた」と語る。

 

 

 芋煮や玉こんにゃく、だだちゃ豆……数ある山形グルメのなかでも、橋本の好物は冷やし肉そば。文字どおり、冷たいつゆの蕎麦に鶏肉が載った一品だ。山形で肉そばといえば冷やし肉そばを指すが、東京には本場の味を提供する店が少ない。

 

 そこで山形田の評判を知った番組スタッフが橋本を連れてきた。橋本は蕎麦を口にした途端、「ああやばい、これです」と唸ったとか。

 

「山形は米どころのせいか、外食ではもっぱら麺類を好むんです。よく家族でラーメンを食べに行きましたね。冷やしラーメンも山形のご当地グルメですけど、夏しか食べません。でも、肉そばは冬場でも食べるんです」

 

 橋本は「この店の肉そばは本物」と太鼓判を押す。

 

「去年の11月初めには、芸能界の山形県人会もここで開きました。渡辺えりさんやテツandトモのトモさん、ロケット団の三浦(昌朗)さん、アナウンサーの武田祐子さん、銀杏BOYZの峯田和伸さんが参加しました」

 

 峯田とは新作映画『越年 Lovers』で共演した仲だ。同作は年越しを背景に、日本・台湾・マレーシアで紡がれる純愛がテーマ。中核を担う日本篇の舞台が山形で、橋本と峯田が顔を揃えた。

 

「お互いの思いを伝えられない、不器用な男女の恋を描いています。演出した台湾の女性監督は日本語が話せないし、意思疎通に苦労しましたが、雪の山形をきれいに撮ってくださった。素直に思ったことを口に出せない設定は、山形人ならではかもしれませんね」

 

 橋本も人見知りだった。引っ込み思案な性分を改めたいと、「全日本国民的美少女コンテスト」に自ら応募した。芸能界入りに猛反対する両親も、落ちたら諦めるだろうと思い、渋々承知した。

 

「もう24年も前のことで、まだ中1でした。上戸彩ちゃんとは同期です。彼女は審査員特別賞、私は演技部門賞を受賞しました。受かっちゃったから大事件です。月2回東京にレッスンに通い、17歳で上京し、女子寮から高校に通いました。

 

 卒業後は一人暮らしを始め、生活費も事務所から出ていたんですが、もっと勉強しないとダメだと思い、習い事の費用にあててたんです」

 

 演技やフリートークのワークショップ、ダンスにエステ……自己投資に費やしたぶん、食費は切り詰めるほかない。しかし、外食ではどんなに節約しても1食300円はかかる。

 

「だから、材料費6円ぐらいで収まるメニューを作ってました。幸い、お米だけは実家から送られてくるので、わかめ丼にしたり……。水で戻したわかめを炒め、ごま油とお醤油で味つけし、だしの素で味を調え、ご飯の上に載せるだけ。母が考案したメニューで、実家でも食べてました。

 

 ほかにもうどんにハムとネギを刻み入れ、ゆで汁に塩だけで味をつけて食べたりしてましたね。ハムからけっこうだしが出るんです。でも、これはあまりおすすめしないな」

 

 元祖“ボンビーガール”だった橋本は、バラエティ番組で披露するこの手の経験談に事欠かない。

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