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コロッケが証言!「エアーモノマネ」の元祖は意外な人物だった

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.15 16:00 最終更新日:2021.02.15 16:00

コロッケが証言!「エアーモノマネ」の元祖は意外な人物だった

 

 曲を流し、口パクで歌うふりをして、動きだけでモノマネするのをエアーモノマネと呼びます。このエアーモノマネで思い浮かべるタレントは、世代によって違ってくると思います。

 

 10代20代は、渡辺直美さんのビヨンセではないでしょうか。このモノマネは2008年の『新春大売出し!さんまのまんま』(フジテレビ系)で披露され、渡辺直美さんのブレークのきっかけとなりました。

 

 

 最近では、2020年に、ゆりやんレトリィバァさんと制作したレディーガガ&アリアナグランデ『Rain on Me』のミュージックビデオのエアーモノマネが話題となったのは記憶に新しいところです。

 

 30代40代は、はるな愛さんの松浦亜弥さんのエアーモノマネを思い浮かべるのではないでしょうか。2007年、陣内智則さんと藤原紀香さんの結婚披露宴の2次会で披露され、その場に居合わせた業界人の目に止まり、『あらびき団』(TBS系)に「エアあやや」として出演。そこから、はるなさんがブレークすることになりました。

 

 ちなみに、エアーモノマネという言葉が使われ始めたのは2000年代後半で、ダイノジ・大地洋輔さんが2006年のエアーギター世界大会で優勝したことで、注目が集まったエアーギターから派生して生まれました。

 

 さらに上の世代、40代後半から50代以上が最初に思い浮かべるのは、モノマネ界の重鎮・コロッケさんによる野口五郎さんや岩崎宏美さんのエアーモノマネでしょう。当時は形態模写と言われていました。こちらは1980年に放送された『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)で初披露されています。

 

 いまではありとあらゆるモノマネ芸で視聴者を魅了するコロッケさんですが、意外にもデビュー当初は声マネをやっていなかったのです。50代の筆者は、エアーモノマネの元祖はコロッケさんではないかと思い、コロッケさん本人に聞いてみたところ、意外な事実が判明しました。

 

「実は俺より前に、『象印スターものまね大合戦』(1967年〜77年放送、テレビ朝日系)で、ピーターさんがちあきなおみさんや朝丘雪路さんのエアーモノマネをやっているんですよ。俺がエアーでやっているモノマネはピーターさんから受け継いだもので、元祖はピーターさんです」

 

 エアーモノマネの元祖が、まさかピーターさんだったとは意外ですね。

 

取材・文/インタビューマン山下
 1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター・お笑いジャーナリスト

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