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彦摩呂、グルメロケで47都道府県を制覇「地域の食文化を楽しみたい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.02.15 19:17 最終更新日:2021.02.15 19:25
2月15日、タレントの彦摩呂が、都内で開催されたレストランガイドブック『ゴ・エ・ミヨ2021』の出版記念授賞式にプレゼンターとして出席した。
『ゴ・エ・ミヨ』は、覆面調査員による格付けを経て、高評価のレストランを紹介するフランス発祥のガイドブック。『ミシュラン』と並んで強い影響力を持ち、新しい才能あるシェフや、注目の食材を紹介している。
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賞の一つに、「テロワール賞」がある。その土地の風土や食材、文化を大切にした食を提供している料理人、または生産者が受賞するものだ。
グルメリポーターとして日本全国を飛び回る彦摩呂に、MCから「ロケでいろいろな日本の食に触れられていますが、日本の文化を守っていくために必要なこととは」と質問が飛んだ。
これに対し、彦摩呂は熱を込めて語りだした。
「わたくし47都道府県、そして日本の有名な島々もほぼロケで訪れ、全国食べ倒してまいりました。テロワールとは(フランス語で)『土地』(といった意味)なんですね。
日本でいうと、海に囲まれていますから、潮の流れ、山の上に植えられている木によって流れてくる水の成分によって、プランクトンが育ち、そのプランクトンで魚の味が変わるんです。
そういう意味では、切り取って自分の近所に持ってくることはできません。その場所、その地域にしかない食文化を、どうしていくか。これは、人の力なんですよ。
だから、この人たちが、これからどうみんなに美味しいものを届けてくれるのかっていうことを期待したいと思っております」
コロナ禍により、移動や外食が難しくなっているが、彦摩呂は「いまは、食べ物を深夜バスに乗せたり、新幹線に乗せたりして、いろいろ工夫して僕たちの家に届けるような努力をしてくれています」と飲食店側の取り組みを紹介。
続けて、「テロワール賞というのは、大変に意味のあること。私は、人の力だと思っております」と繰り返した。
コメントの最後、「ちなみに、ちょっと、痩せました」と締めくくり、会場の笑いを取ることも忘れなかった。