いまさら聞けない『梨泰院クラス』30秒でわかる「ネタバレ全開ガイド」

※この記事は、ネタバレを多分に含みます

　新型コロナ禍による自粛生活が始まってから一年。おうち時間のお供のひとつとして躍進を見せたのが、動画配信サービスだ。なかでも、ヒット作を多く抱えるのが「Netflix」。同サービスで話題の6作品について “じつは見たことない” というあなたに、クライマックスと結末をネタバレ全開でお届け！今回は、『梨泰院（イテウォン）クラス』（全16話）だ。

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　20代の主人公【パク・セロイ】は高校時代に、大手外食企業「長家（チャンガ）」会長の息子【チャン・グンウォン】によるひき逃げ事故で父を亡くした。しかし、長家会長が警察に事故の隠蔽を指示し、グンウォンは無罪。これ以来、セロイは長家に復讐することを誓う。

　セロイは長家を倒すために、長い年月をかけて資金を貯め、繁華街・梨泰院に小さな居酒屋「タンバム」を開いた。長家からの妨害を受けながらも10歳年下で “インフルエンサー” の【チョ・イソ】が経営に加わると、タンバムは大きく成長し、セロイは会社を設立。さらに、イソの活躍によって、ひき逃げ事故の真相が明るみに出て、犯人のグンウォンは収監された。

　5年近くたつと、セロイの会社は長家に次ぐ、一大企業に。イソは、セロイに強い恋心を抱くようになっていた。しかし、セロイはイソに「仕事のパートナー」であることを強く求め、なかなか振り向いてくれない。

　ある日、出所したグンウォンはセロイとイソへの復讐のため、イソを拉致する事件を起こす。この事件のさなか、セロイはグンウォン側の車にはねられ、昏睡状態になる。意識を取り戻したセロイは、イソを愛する気持ちを自覚し、決死の覚悟で彼女を救出した。

　拉致事件を機に、長家は企業として一気に凋落した。すると、長家会長はセロイのもとを訪れ、これまでの過ちを許してほしいと土下座する。だが、セロイは「すべてを失った人からの謝罪に意味はない」と突き放した。

　セロイは長家を買収した。そして、ついにイソとキスを交わし、結ばれるのだった――。セロイとイソのラブストーリーはもちろん、仲間だった長家会長の婚外子の【チャン・グンス】が、イソへの思いが届かず、タンバムを裏切る展開も熱い。

写真・ALBUM／アフロ

（週刊FLASH　2021年2月23日号）