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ものまねタレント・コロッケが明かす「新型コロナがなかったら、コロッケ店は出さなかった」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.02.20 20:00FLASH編集部

ものまねタレント・コロッケが明かす「新型コロナがなかったら、コロッケ店は出さなかった」

オープンした「ころっ家」の店頭に立つコロッケ

 

 ショーパブは、2019年1月に一度閉店し、同年6月に六本木に移転した。

 

「このまま続けても厳しいと思ったので、麻布十番に固執せず、規模を縮小しようと思ったんです。移転の会見でも、変に詮索されたくないので、『赤字でした』と白状しましたよ(笑)。

 

 ショーパブは『後輩のモノマネ芸人が働ける場所を作りたい』という思いがあって作ったんです。でも六本木に移転して、予約も入り始めたというときに新型コロナ禍に遭い、その思いを叶えるのも難しくなってしまいましたね」

 

 この一年、エンタメ業界は大きな被害を受けた。コロッケ自身も50本近く予定されていたコンサートのうち、実現したのは4本だけだったという。そんななかで、新規事業を立ち上げた。

 

「コロナ禍になって、少ないながらもコンサートを開いているうちに、『何か新しいことをやらないと、生活が成り立たない』という話を、いろんな人から聞いたのが大きな理由でした。

 

 今回、新小岩にオープンしたのは “1号店”。フランチャイズ展開して事業者を募集するつもりです。僕たちからも援助をしつつ、コロナ禍で職を探している人とか、別の仕事をやらなきゃならなくなった人に事業をおこなってほしいんですね。

 

 だから、コロナ禍じゃなかったら『コロッケ店をやる』という決断はしてなかったと思いますし、責任を持たなきゃならないということで会社を作り、自分も役員に入ることにしました」

 

 じつは、ここまでの覚悟で飲食事業をおこなうコロッケの想いには、ある “ルーツ” が関係している。

 

「僕の祖父は、故郷・熊本で初めてのパン屋『滝川パン』(戦争で焼失し、2014年にコロッケも関わり復活)を作った人だったんです。戦前には工場があって、従業員も80人ほどいた県内一のパン屋でした。

 

 僕は最初は芸能界からだけど、『お客さんに喜んでいただきたい』という部分は、祖父から受け継いでいると思います」

 

 新小岩の店も、「商店街に溶け込んで、地域を盛り上げる店になれたら嬉しい」とコロッケは言う。自身のモノマネ同様、長く地元に愛される店になってほしい。

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