エンタメ・アイドル
インドネシアの新型コロナワクチン事情…現地在住のシャ乱Qはたけは「自由のために接種したい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.05 06:00 最終更新日:2021.03.05 06:00
日本で医療従事者向けに、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まった。だが、供給スケジュールは依然、不透明だ。そのため、1人2回が基本であるワクチン接種を「1回に絞り、より多くの人に接種を進めるべきだ」という声が自民党内で上がり、混乱が広がっている。また、特例承認を受けたワクチンに対して、副反応への懸念を拭えない人も、いまだに多い。
【関連記事:ピース綾部祐二「東京には戻らない」NYの収入源を明かす】
海外在住の芸能人は、ワクチンに対して、どんな思いでいるのだろうか? インドネシア在住の「シャ乱Q」のギター・はたけ(52)が、現地の状況を語る。インドネシアは、累計感染者数130万6141人、死者数3万5254人(2月26日時点)と、東南アジアで新型コロナウイルスの感染者がもっとも多い。
「僕が住むバリ島では、マスクをしていない人を警察や自警団が取り締まっていて、違反すると罰金や腕立て伏せ、墓掘りなどの罰があります」
ワクチン接種は国民の義務とされていて、拒めば最長1年の禁錮か、最大1億ルピア(約73万円)の罰金が科せられる可能性があるという。だが、政府が大量に輸入した中国・シノバック製ワクチンは、国内での最終治験で有効性が65.3%にとどまったため、「罰金を払うほうがいい」と拒絶する人も。
「僕は人に迷惑をかけることなく自由に過ごすため、ワクチンの接種は、ぜひしたいと思っています」
はたけ
シャ乱Qのギタリスト。『シングルベッド』『上・京・物・語』などを作曲し、大ヒットする。2020年から、バリ島に活動の拠点を移した
(週刊FLASH 2021年3月16日号)