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中国&カンボジアの新型コロナワクチン事情…ファンキー末吉は「接種して “監視” から逃れたい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.06 06:00 最終更新日:2021.03.06 06:00
日本で医療従事者向けに、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まった。だが、供給スケジュールは依然、不透明だ。そのため、1人2回が基本であるワクチン接種を「1回に絞り、より多くの人に接種を進めるべきだ」という声が自民党内で上がり、混乱が広がっている。また、特例承認を受けたワクチンに対して、副反応への懸念を拭えない人も、いまだに多い。
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海外在住の芸能人は、ワクチンに対して、どんな思いでいるのだろうか? 中国特有の “監視” システムによるコロナ対策について明かすのは、ドラマーのファンキー末吉(61)だ。
「スマホ社会の中国では、アプリによって、『いつどこで誰と会ったか』が、政府に把握されています。最初に感染が始まったこの大国が、いち早く封じ込めに成功したのは、プライバシー度外視の “監視” による賜物です。
一方、日本は政府による要請、つまり『お願い』による対処しかできず、国民には拒否する自由があり、プライバシーも認められている。どちらが、国民にとって幸せなことなのか……」
カンボジア滞在中に新型コロナウイルスが発生し、身動きが取れなくなってしまったファンキー。だが、ビザの更新のためにやむを得ず中国へ戻らなければならず、現在、北京で4週間の隔離生活を強いられている最中だ。
「カンボジアでは、数カ月前に市中感染が発見され、感染者が訪れたすべての店やショッピングモールが閉鎖されました。中国と同様に “強制” する国です。ワクチン接種で、がんじがらめの生活から逃れられるなら、何がなんでも接種したいです」
事情はさまざまだが、願いは同じ。日本も迷走している時間はない。
ふぁんきーすえよし
バンド「爆風スランプ」のドラマー。1995年より北京でプロデューサー、ミュージシャンとして活動中
(週刊FLASH 2021年3月16日号)