日向坂46 齊藤京子「“ひとりでいるほうが楽”っていう部分がある」ドラマの役に共感

「最近は、ふつうにメンバーがテレビに出ていることが多くなっていて。そのことに、感動するというより『また日向坂が出ている』っていうふうに思えたんです。少しずつ坂を登れているんだなって、嬉しくなりました」

　2015年11月に結成された当時のグループ名である「けやき坂46」から、2019年2月に改名した「日向坂46」。同年3月のシングルデビュー以来、歌番組に加え、バラエティ番組への出演も次第に増えていき、現在はテレビで見ない日がないほどの人気グループとなった。

【関連記事：日向坂46・齊藤京子「晴れの日の温もり」】

　メンバーの躍進を喜ぶ齊藤京子自身も、さまざまな場所で活躍している。

「2020年、（メンバーの）加藤史帆と2人で『輝く！日本レコード大賞』で生歌唱させていただいたときは、ずっと観ていた番組ですし、本当に感動しました。おじいちゃんとおばあちゃんがすごく喜んでくれて、『何回も観ている』っていうのを聞いて、孝行できたのかなと思いました」

　また、2021年1月には1st写真集を発売。「『坂道』の先輩方の写真集を見るのが、すごく好きで。もし自分が出せるとしたら、こういうものはどうかなって考えていたんです」という、彼女のアイデアをふんだんに盛り込んだ力作だ。

　そして、ひかりTVで配信中のドラマ『ボーダレス』では、ミステリアスな高校生・片山希莉を演じていることが話題を呼んでいる。

「希莉は、ひとりでいることを苦に思っていない、『ひとりでいるほうが楽』っていう部分があるんですけど、私と似ているなって感じます。まわりに流されない性格も、好きだなって思いますね。

　一緒のシーンが多い（櫻坂46の）森田ひかるちゃんとは、ちょっとずつしゃべって仲よくなれたらと思うんですけど、セリフの量が膨大で、余裕がなくて。撮影開始から、もう1カ月たちました（笑）。ひかるちゃんに申し訳ないです。

　作品としては、4つの物語が進んでいって、最終的にどう交わっていくのかが見どころなんですけど、『3坂道（乃木坂46、櫻坂46、日向坂46）』合同のドラマは初めてなので、すごく楽しみです」

　女優としての齊藤京子も、必見だ。

さいとうきょうこ
23歳　1997年9月5日生まれ　東京都出身　T155　「日向坂46」の一期生。グループでの活動とともに、ファッション誌『ar』レギュラーモデルとして活躍。また、日高屋のチゲ味噌ラーメン好きが高じて、“チゲ味噌の天使” に任命された。現在、1st写真集『とっておきの恋人』（主婦と生活社）が発売中。3月7日から配信されるひかりTVオリジナルドラマ『ボーダレス』では、ミステリアスな雰囲気の女子高生・片山希莉を演じている

写真・桑島智輝
スタイリスト・鹿野巧真
ヘアメイク・栢木真弓
衣装協力・AMBIENT、RANDA

（週刊FLASH　2021年3月16日号）