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アントニオ猪木「生きてるよ、バカヤロー!」政界まで駆け巡った “死亡説” の発信源は?

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.03.09 11:00FLASH編集部

アントニオ猪木「生きてるよ、バカヤロー!」政界まで駆け巡った “死亡説” の発信源は?

2020年5月の本誌取材時は、元気だった

 

アントニオ猪木が死んだ!」
 3月1日、そんな噂がプロレス界、マスコミ、政界を駆け巡った――。現在、腰の治療で入院中のアントニオ猪木(78)は、難病指定されている心臓の病気「心アミロイドーシス」を2019年秋に発症したと、2020年夏に公表していた。

 

 同日夜、猪木は公式YouTubeチャンネルに、懸命にリハビリに励む自身の動画を投稿。満身創痍であることは一目瞭然だったが、“死亡説” は完全に打ち消された。

 

 

「2019年に政界を引退し、さらに妻の田鶴子さんに先立たれてからは、体調は思わしくない状態が続いていたと聞きます。

 

 猪木は30代から糖尿病を患っているうえ、心アミロイドーシスの闘病もあり、健康状態は悪化していました。糖尿病の合併症が体のあちこちに出てしまっていると、プロレス関係者の間でいわれていました」(スポーツ紙記者)

 

 それにしても、いったい死亡説の “発信源” は、誰なのか。某メディアの記者は、本誌の取材にこう明かす。

 

「3月1日の昼過ぎ、あるプロレス関係者から、『猪木さんの具合が悪くなってる』と連絡があったんです。急いで『猪木がヤバいらしい』と会社に連絡しつつ、裏取りのために警察や内閣情報調査室(内調)の関係者に取材を始めた。

 

 すると夕刻になって、『猪木危篤』『もう亡くなったらしい』なんて話が飛び交いだして。もしかしたら、話を広めたのは私かもしれません……。すでにその話を知っていた警察関係者もいたので、私じゃないと思いたいのですが……」

 

 この記者が、なぜ警察や内調に問い合わせたのかといえば、「猪木と北朝鮮との、長年のパイプがあってのこと」と語るのは、現役の公安警察官だ。

 

「あれだけ何度も北朝鮮を訪問し、朝鮮労働党の最高幹部との交流がある猪木を、公安関係者が黙って見ているわけがありませんよ。内調に出向していた同僚は、ひんぱんに猪木と会っていましたからね」

 

 ともあれ、“猪木死亡説” にもっとも心をかき乱されたのは、プロレス関係者だろう。

 

「直弟子の藤波辰爾は、噂を聞いてすぐに、猪木本人に直接電話をかけ、無事を確認したそうです。3月3日の興行でも、右腕として猪木を支えてきた新間寿氏が、涙ながらに無事を喜んでいました」(前出・スポーツ紙記者)

 

 ファンのみならず気になる、猪木の本当の病状は――。入院中の猪木に代わって、事務所関係者が話してくれた。

 

「猪木会長がいまおこなっているリハビリは、あくまで3年前に手術した腰の不調によるものです。糖尿病や心臓の疾患との関係はありません。いまは薬が効いていて、心臓の容体も安定しているので、悪いのは腰だけなんです」

 

“リハビリ動画” をアップしたのも、噂を打ち消すためだった。しかし、弱った姿を晒すことを、猪木はまったく躊躇しなかったという。

 

「いいことも悪いことも、すべてオープンにしてきた猪木会長らしい。それがアントニオ猪木という生き方。やっぱり会長は、『元気ですかー!!』って言いたいんです」(同前)

 

 猪木本人は、本誌にこんなコメントを寄せてくれた。

 

「生きてるよ、バカヤロー! まあ、いいんじゃないですか、どんな噂が出たって。言いたい奴には言わしておきゃいいし、いま俺は、夏までの復帰目指して、頑張ってます!」

 

「燃える闘魂」の灯火は、けっして消えない!

 

(週刊FLASH 2021年3月23日号)

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