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池田エライザ「大切な人のためにしか歌えない」歌手活動の迷いを払った名曲『時代』との“シンクロ”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.03.28 20:00 最終更新日:2021.03.28 20:00

池田エライザ「大切な人のためにしか歌えない」歌手活動の迷いを払った名曲『時代』との“シンクロ”

 

 2021年1月に放送開始されたauのテレビCMで、テーマ曲『みんなってエブリワン!』をお聞きになられた方も多いだろう。歌っているのは、同CMシリーズで「親指姫」を演じている、女優池田エライザだ。

 

 池田は2018年の4月から、音楽番組『The Covers』(NHK BSプレミアム)でリリー・フランキーとともにMCを務め、その年のうちに同番組で久保田早紀の『異邦人』を歌い、テレビ歌手デビューも果たしている。以来、『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)などでも、たびたび歌を披露している。

 

 

 驚くべきは、その歌唱力。『The Covers』のためにスタジオでリハーサルしている様子をYouTubeにアップするや、「エライザの歌が上手すぎる!」と、SNSを中心に大きな話題を呼んだ。

 

 しかし世間からの期待に反して、池田本人は当初、テレビで歌うことに消極的だった。

 

「音楽に関して、うちは少し変わった環境でした。母方の祖父がギタリストだったことに始まり、母もプロのシンガー。だから歌というものが、幼いころから日常にありました。ただ、歌が上手すぎる『プロ』が目の前にいたからこそ、歌うことが好きでも、人前で軽々しく歌えなかったんです。

 

 昔からずっと、家族とか友達とか、恋人のためとか、『自分の大切な誰かが幸せになるためだったら、歌いたい』と思っていて。でも、『自分の歌声なんて、人さまにお聞かせするのは、おこがましいよ。だって、大切な人のためにしか歌えないんだもん』とも思っていました。

 

 自分がプライベートで家の中で歌っている時間がいちばん好きで、仕事にしてしまうのが怖かった、というのもあります。だから何年も、仕事で歌うのは拒み続けていました。でもそれが、『自信がなかっただけだ』ということに気づいたんです」

 

 悩みながら歌う仕事を始めた池田に2020年、転機が訪れる。

 

「2020年の8月に『FNS歌謡祭』で歌わせていただいたときのことです。リハーサルのときも、本番前テストでもずっと、『なにか足りない気がする。なんかうまくいかない』と思っていました。

 

 でも本番になったら、中島みゆきさんの『時代』という曲と、初めて1対1で向き合えたといいますか……。歌詞の言葉を受け継いで叫んでいる感覚になって、こう思えたんです。

 

『お願いだから、この一言一句が、誰かのためになってほしい。テレビの前にいる、1人でも多くの人を豊かにするきっかけになってほしい』

 

 歌詞の内容もちょうど、そういう感じですよね。今は絶望的な心境でも、時がたてば前向きになれるさ、という。その言葉ひとつひとつが、ちゃんと自分の中から出た瞬間が、たしかにあった。そこで初めて少しずつ、『世のために戦える、世のために歌える』という自信がつきました」

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