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元Wink鈴木早智子「今だから語れる人気絶頂時の失踪事件」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2016.11.24 20:00 最終更新日:2016.11.24 20:00

元Wink鈴木早智子「今だから語れる人気絶頂時の失踪事件」

 

「歌手になる」と高校を退学、オーディションを受けた鈴木早智子の夢は簡単には実現しなかった。

 

「毎日11時に出社して夜7時まで書類整理。デビューまで1年以上、事務所の電話番を続けました」

 

 やっとデビューしたWinkもいきなり成功したわけではない。

 

「最初のキャンペーンのステージはスーパーやデパートの屋上でした。お客さんが5人のときもありました」

 

『愛が止まらない』がヒットし、『ザ・ベストテン』などテレビ出演も増えるなか、鈴木は失踪事件を起こしてしまう。

 

「人気が出たことで環境の変化に心が追いつけなかった。当時、マンションの隣の部屋に住んでいた翔子に『ゴメンね』って置き手紙を残して、気づいたらタクシーで茨城県にある実家の山小屋にいました。

 

 頭が真っ白で何も覚えていませんが、とんかつ屋でおじさんが野菜を多めに入れてくれたことだけ記憶してます」

 

 Winkの活動休止後はグラビアや演技にも挑戦している。

 

「いろんな経験をしましたが、歌は私の原点。やめることはありません。いまでもカラオケに行くと6、7時間は歌っちゃいます」

 

PROFILE●すずきさちこ 1969年2月22日生まれ 埼玉県出身 1988年、相田翔子と結成したアイドルデュオWinkとして歌手デビュー。1989年には『淋しい熱帯魚』で日本レコード大賞を受賞。現在もテレビや映画をはじめ、幅広く活動中。詳細は公式HPにて

(週刊FLASH 2016年11月1日号)

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