JJモデル「筧美和子」楽屋で語った「嬉しくて涙」一番の理由

『サイン会の会場で』

「えー、本物めっちゃかわいいやん！」

　兵庫県から来たAさんは目の前の筧美和子を見て、驚きを隠せなかった。

「テラスハウスからファンでした」

　列に並ぶファンは男性が多いが、若い女性の姿も少なくない。

　Aさんは女子大生。JJを愛読していて、大阪での握手会に参加した。

　11月16日に2冊同時発売したスタイルブック「Me」と写真集「Parallel」（光文社刊）。本誌は東京（16日）、大阪、名古屋（ともに19日）の発売記念握手会に密着した。

　3都市で数百人を超えるファン、一人一人と丁寧に握手を交わす。出来ばえは本人が「ともに120点満点」と評するだけあり、売れ行きは好調だ。

「じつは握手会は2年ぶりくらいなんです。いつもブログでコメントをくれる人やラジオでお便りくれる人がニックネームで名乗ってくれて、顔と名前が一致しました」

『写真集は写真19000部、スタイルブック17000部』

　握手会の終了後、楽屋で独占直撃。

「ファッションショーとかだと『会場で見たよ～』みたいな反応を下さる方は多いんですけど、なかなか生で話す機会がないんですよね」

　今回、もっとも感激したのはファンから貰った直筆の手紙だという。

「ネット社会だからか、なかなか直に手紙をもらう機会ってないんですよね。直接手紙を頂いて、嬉しさのあまり涙が出てきました」

　握手会に同行して気がつくのは、ファンのマナーが非常にいいことだ。まるで自分の友人、親戚の子供に会うかのよう。

「昔から私のファンの方って、私に親近感を持って接して下さるんですよね。街で気づかれても、『おう！』みたいな感じで気軽に話しかけてきます。

　以前、電車で話しかけられて、そのままそのコと1時間くらい話したことがあります。受験勉強で悩んでいましたね。ずっと悩みを聞いていました」

　JJモデルになっても、高飛車な雰囲気は出さない。ずっと変わらない「側にいてくれるようなあったかさ」が人気の秘密なのだろう。