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栗山千明「ぬいぐるみのタグがないと…寝られません」製品タグへの “偏愛” を告白

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.04.07 06:00 最終更新日:2021.04.07 06:00

栗山千明「ぬいぐるみのタグがないと…寝られません」製品タグへの “偏愛” を告白

 

「ヒソカに大切にしているモノですか……? ありますよ。ヒソカどころか、心底大切なモノがあるんですが、お見せするのはちょっとはばかられるので……あえて持ってきませんでした(笑)」

 

 栗山千明(36)は、そう言って、照れくさそうに笑う。で、その心底大切なモノとは? 

 

 

「タグです!」……タグ?

 

「お洋服などの端っこについていて、お洗濯の仕方とかが書いてある、小さな布です。私、あれに触っていると落ち着くんですよね。とくに、寝るときは必需品。握っていると、いつの間にか寝落ちしています」

 

 栗山が言うには、タグならばどんなものでもいいというわけではないらしい。

 

「硬めのパリッとした手触りのものが好みです。タグにもお国柄が出るみたいで、アメリカ製は比較的、好きな手触りのものが多いんですけど、お洋服についているのは、肌に触れることを考えているせいか、柔らかいものが多くて、なかなか好きなタグに巡り合えないんですよ」

 

 好きなモノだけに、そのこだわりはハンパじゃない。今、もっとも気に入っているのは、あるぬいぐるみについているものだという。

 

「もう10年くらい前になるかな、アメリカのおもちゃ屋さんでいただいたんですけど、これがもう最高の手触りなんです。タグ欲しさに、4つも自分で買っちゃいました」

 

 毎日触っていれば、当然傷んでくる。

 

「だから、お見せするのが、はばかられるんですよ。もちろん、お洗濯はしているんですけど、やっぱり新品同様にはなりませんから」

 

 この10年、不動の1位は、このぬいぐるみのタグだが、押さえのものもあるとのこと。

 

「まあ、これでもいいかなっていうものですね。そういうのは切り取って、髪の毛を結ぶゴムにくっつけて腕に巻いたりしてます」

 

 おそらく栗山にとってタグは、スヌーピーが登場する漫画『ピーナッツ』に出てくるライナスの毛布、「精神安定剤」のような存在なのだろう。

 

 だから、地方ロケに行くときなどに忘れると、一大事。

 

「自分の服はもちろんのこと、スタッフの服や持ち物まで触りまくって、なんとか耐えられるタグを探すことになります。あるときは、車のシートカバーみたいなものについていたタグが比較的よくて、九死に一生を得ました(笑)」

 

 タグに癒やされている栗山は現在、主演ドラマ『ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子~』の撮影の真っ最中。

 

 栗山が演じるヒロイン・九条瑠璃は、美人で仕事もできるパーフェクトウーマンだが、じつは少女漫画好きの恋愛初心者。少女漫画から得た知識だけを頼りに、年下男子の恋愛指南をすることになる。

 

「私もかなりの漫画、アニメーション好き。これはもう、ヒソカじゃなくて、大っぴらに好き!」

 

「ベストスリーは?」と尋ねると……。「たった3つ!? 難しいっ!」と頭を抱える。

 

「まず、『ぼくの地球を守って』でしょ。そして『GANTZ』。あとひとつ? 困った、どうしよう……『多重人格探偵サイコ』! アニメーションは、『新世紀エヴァンゲリオン』と『AKIRA』、浦沢直樹さん原作の『MONSTER』で!」

 

 小学生のころからアニメを観て育ち、中学生になると、深夜アニメを観るために目覚まし時計をかけて、一度寝ていたという。

 

「架空の世界のキャラクターが悲しんだり、立ち向かったりするからこそ、純粋に応援したり共感したり、泣いたりできる気がします。それが、漫画やアニメーションの魅力ですね」

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