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宗教学者・島田裕巳が「オンラインサロン」に潜入取材…西野亮廣は「教祖」なのか?

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.04.14 14:29FLASH編集部

宗教学者・島田裕巳が「オンラインサロン」に潜入取材…西野亮廣は「教祖」なのか?

オンラインサロンを体験した島田氏

 

 コロナ禍のいま、ネット上の有料会員制コミュニティ「オンラインサロン」の会員数が伸びている。

 

 サロン運営大手2社(DMMオンラインサロン、CAMPFIREコミュニティ)の合計会員数は、前年比で約2倍の16万8000人にもなる。

 

 

 主宰者は、いずれも熱狂的なファンを持つ著名人だ。しかし、彼らと会員との繋がりは、「教祖と信者」との関係にも似てーー。

 

 日本を代表する宗教学者の島田裕巳氏(67)が、この新しいコミュニティに自ら入会し、その実態を綴った!

 

 

 少し前のこと、ツイッターの投稿に、「カリスマとコミュニティという点において、オンラインサロンについて島田裕巳が何か書かぬものか」というものがあった。この書き込みのことは気になっていた。

 

 最近では、オンラインサロンがもたらす害についての記事も見られるようになったので、今回、宗教学者としてオンラインサロンに潜入してみることにした。

 

 宗教の本質は、たしかに「カリスマとコミュニティ」にあるからだ。

 

 宗教団体に潜入するのは、かなり覚悟がいることだし、危険もともなう。それに対して、オンラインサロンは、直接入っていくわけではなく、生身の相手と接するわけではないので、自宅にいながら潜入が可能だ。

 

 多くのサロンは月々1000円程度の会費を設定している。それさえ支払えば、たちどころにメンバーになることができる。

 

 入ったひとつが、オリエンタルラジオの中田敦彦(38)の「PROGRESS」というオンラインサロンだった。

 

 入ってみると、そこは「学園」になっていて、中田による朝礼があり、授業がおこなわれていた。

 

 親切にも、初心者向けにZoomによるオリエンテーションもあるようだが、顔出ししなければならないようなので、それは避けることにした。

 

 中田はシンガポールへ移住するらしく、最初に見た朝礼は、隔離中のホテルからのものだった。朝礼なので短いのかと思ったら、1時間以上続いた。

 

 いちばん驚いたのは授業である。

 

 シンガポールでの最初の授業(3月28日)を聞いてみたが、それはなんと3時間半も続いた。最後のほうは、見ているメンバーとの質疑応答になったが、中田は延々としゃべりつづけるのだ。

 

 最初は動画の準備時間があり、そのときは緊張感がないが、授業開始となると中田は一気にテンションを上げ、そのまま3時間16分の間、授業は続いた。

 

 本人はさすがに疲れたと言っていたが、用意していたメモも見ないままのトークだった。まさにPERFECT HUMANである。

 

 授業の内容は漫画『DEATH NOTE』についてのもので、漫画を読まない私には関心のないものだったが、中田の放つエネルギーには圧倒された。

 

 私も大学で授業をしており、今はオンラインだが、授業時間は1時間半である。その倍以上、突っ走るように話しつづけるのは容易なことではない。

 

 中田のようなPERFECT HUMANでなければ、とてもオンラインサロンで人を集めることはできないだろう。

 

「PROGRESS」の会員数は5000人をわずかに上回るようだが(取材当時、以下同)、オンラインサロンのなかで圧倒的に多くの会員を抱えているのが、キングコングの西野亮廣(40)の「西野亮廣エンタメ研究所」である。

 

 なんとその会員数は約7万人にのぼる。私は、そちらにも潜入してみることにした。

 

「エンタメ研究所」は、西野がほぼ毎日投稿すFacebookが中心である。それはまず西野の近況が短く綴られ、その後に、彼が進めているエンタテインメント事業の進捗状況や、事業を進めるうえでの方針やコツなどについて説明されている。

 

 全体は4000字程度で、ひどく長いというわけではないが、毎日となると、会員も読み通すのはかなり大変だろう。

 

 西野は2016年に『えんとつ町のプペル』という絵本を出版している。この絵本は相当に豪華な作りで、2200円もするが、累計で69万部出ているという。

 

 それを映画化したものが、2020年のクリスマスの日に公開され、これもヒットした。3月14日の時点で、興行収入は23.6億円、動員数は171万人を記録した。

 

■「西野があなたを意識する権」1万円

 

 西野は絵本と映画の成功をもとに、ミュージカルの公演や美術館の開館をめざしており、投稿では、そうした話がよく出てくる。現在進行している事業であるということが強みになっているようだ。

 

 なかなか賢いと思わせたのが、エンタメは、その結果や成果を売るだけではなく、そこに至る過程も売る必要があるという方法論である。

 

 いくら優れた作品を作り上げたとしても、それが金銭的な利益に直結するわけではない。西野はたとえば、ミュージカルをやる会場の下見をする権利を商品化し、それを販売して利益を確保する道があると示唆しているのだ。

 

 ただ、こうしたやり方には批判があり、「西野があなたを意識する権」というものを1万円で販売(「購入型クラウドファンディング」の返礼品にして支援を募集)したことがやり玉に挙げられている。

 

 これは、購入者のことを西野が意識して感謝し、困ったときは本気で相談に乗るというものである。意味があるのかないのか、そこがわからない内容だが、これを購入した人間は123人にものぼったという。

 

 こうした方向に傾斜していけば、世間からの批判は大きなものになっていくだろう。

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