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磯山さやか&久松郁実「グラビア撮影」忘れられないハプニング

バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2016.12.02 20:00 最終更新日:2019.10.07 18:45

磯山さやか&久松郁実「グラビア撮影」忘れられないハプニング

『磯山さやか(左)と久松郁実』

 

 2000年にデビューし、いまもグラビア界を牽引する磯山さやかと、「CanCam」専属モデルとグラドルの二刀流で新たな時代を創る久松郁実。2人にグラビアを始めた当時のことを振り返ってもらった。

 

磯山(以下、磯) 私がデビューしたころは、女優になるにしてもバラエティ番組で活躍するにしても、まずはグラビアをするのが当たり前の時代でした。

 

久松(以下、久) 私は、2014年に三愛水着イメージガールに選ばれたことがきっかけでした。抵抗はありました?

 

磯 胸が大きいのがすごくコンプレックスだったから、最初のうちは水着を着ることがすごくイヤだったんですよ。

 

久 私も恥ずかしかったです。プライベートで友達と海に行くことはあっても、撮影はちょっと別というか……。

 

磯 私はまず水着を着る習慣がなかった。そう思うと、いまの世代は水着に対してのハードルは下がっているのかも。でも、グラビアにとっては胸が大きいのは武器。当時“巨乳名鑑”みたいな特集も多かったから、息を吸い込んでバスト91cmだと主張したことも。

 

久 バスト90cm以上っていうのがポイントだったんですね。

 

磯 小池栄子さんも、MEGUMIさんも90cm以上だったし、井上和香さんはマリリン・モンローとスリーサイズが同じだということを売りにしていたよね。

 

久 グラビアを始めたころは、毎回表情が同じになってしまったので、撮った写真をカメラマンさんに見せてもらったりして気をつけました。

 

磯 私が始めたころは、フィルムカメラだったから、撮ったらすぐ見るというのができなかったんですよ。だから、いまでも習慣で撮影中はモニターでチェックすることはあんまりないかな。

 

久 そのほかで時代の変化を感じることはありますか?

 

磯 海外ロケが減ったこと! 昔は、月に3回もグアムロケに行ったことがあったのに。グアムに携帯電話を忘れてしまったときに、コーディネーターさんに次の撮影まで預かってもらったくらいだから(笑)。

 

久 いいなぁ。ロケで思い出しましたけど、私、“台風女”なんですよ。石垣島に行ったときは、全日程大雨。写真集のハワイロケでは、ハリケーンが3つも来たという…。

 

――撮影では変わったことや大変な要求をされることも。グラビア現場ではハプニングはつきもの、と言われるが2人の実体験は?

 

磯 そりゃ~、ねぇ。ニプレスというのをつけますけど、それが見えちゃうことがあります。

 

久 その環境に慣れると怖いですよね。

 

磯 でも、慣れるとたまにはいいことも。見られている意識があまりなくなるので着替えが早くなるという。これも“グラドルあるある”です。

 

久 男性の前ではしないですけど、女性の前ならバッと着替えられます。

 

磯 変わったグラビアといえば、FLASHで“エイリアンと戦う”撮影をやりました。エイリアンの絵に写真を合成するというもので、よくこんなアイデアを考えつくなと思いました。

 

久 肉体的に辛かったのは、12月の東京湾でクルージンググラビアをしたこと。寒すぎました。過酷な世界なんだなということを実感。

 

磯 寒さなら、悪天候のときの川はヤバいよね。海よりもよっぽど冷たい。辛い撮影を乗り越えられるいちばんの励みは、ファンの方によかったと言ってもらうこと。

 

久 そうですね。モデルの仕事では、ファンの方に会う機会はなかなかないのですが、グラビアをしているとイベントがあるので、直接話せることが嬉しいです。

 

磯 読者の方に喜んでもらえるように撮影中に気をつけていることはある?

 

久 カメラマンさんを恋人だと思って撮り下ろしに臨みます。雑誌を読んだ人がデート気分を味わえるようなものにしたいというのがこだわりです。

 

磯 自己主張がはっきりできるのがグラビアのよさだから、そういうこだわりが大切。30歳を過ぎて、そろそろやめないといけないかなと思うこともあるけれど、こだわりを形にするのが楽しいから、やっぱりやめられない!

 

久 昔はコンビニでファッション誌ばかり読んでいたのに、いまでは男性にまじってグラビア誌を読むくらいこの仕事が大好き。私も磯山さんみたいにつづけていきたいです。

 

磯 久松さんみたいに意欲的な若い世代の姿を見るとすごく嬉しい。そういう“プロのグラドル”が増えていけば、これからの未来は明るいですね。

 

 

いそやまさやか 1983年10月23日生まれ 茨城県出身 2000年のデビュー以来、16年間トップグラドルとして活躍。2014年から「AneCan」ぷに専属モデルに

 

ひさまついくみ 1996年2月18日生まれ 東京都出身 ドラマ『コック警部の晩餐会』に出演中。「2017年カレンダー」発売イベントが11月20日(日)に都内で開催

(週刊FLASH 2016年11月8日号)

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