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直撃30分!所ジョージが『所JAPAN』降板危機を告白…4月5日の収録現場で何が?

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.04.20 06:00FLASH編集部

直撃30分!所ジョージが『所JAPAN』降板危機を告白…4月5日の収録現場で何が?

カメラを向けると、おどけた様子のサービスショットを撮らせてくれた所

 

ーー所さん、すみません!

「なんだよ。俺、畑から家に戻るところなんだけど」

 

 4月15日、畑から摘んだルッコラとパクチーを手にした所ジョージ(66)のもとに、本誌記者が直撃に行ったのには理由がある。収録済みの所の冠番組『所JAPAN』(関西テレビ・フジテレビ系)が「お蔵入り寸前」だというのだ。

 

 

 2018年10月に前身番組がスタートした『所JAPAN』は、教養バラエティ番組だ。2020年4月から佐々木希(33)がレギュラー出演者に加わるなどのリニューアルが施され、現在の形となった。同番組内で起きたことを、あるフジテレビ関係者が話す。

 

「4月5日の収録のことでした。この日は番組で人気の “改良商品” の企画で進行していました。その中で、2020年のM-1グランプリでも話題になった、おいでやす小田さん(42)とこがけんさん(42)のユニット『おいでやすこが』が、漫才ふうに商品を紹介するVTRを流したんですが、所さんの反応がおかしかったんです。

 

 そして収録後には、所さんがプロデューサーなどに、『あのVTRは全然おもしろくないよ』と激怒する事態になりました。所さんからの意見はたびたびありますが、今回『降板する』といった発言もありました。番組側は所さんの怒りを鎮めようと、この日の収録回の “お蔵入り” を検討したのです」

 

 所は現在も8本の地上波レギュラー番組でMCを務める。『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)など高視聴率番組が並ぶ。“令和の視聴率男” が、番組とトラブルになったというのだ。冒頭の直撃場面に戻ろう。

 

ーー4月5日の収録で、お怒りになられたと聞きました。

 

「あ〜撮り方でしょ。べつに怒ってないって! スタッフに真面目な話をしたんですよ」

 

ーーアドバイスですか?

 

「今、売り出し中の新しい芸人さんを出すんなら、『番組側も芸人さんが暴れやすいシチュエーションを作ってあげなさい』という話なんです。

 

 たとえばだけど、インタビューするにしても、ジェットコースターに乗せてやらせてあげるとか。『作り方の知恵を用意すれば、番組も出演者も両方、得するでしょ?』と言いました。ほかの番組でも、それくらいのことは言いますよ」

 

ーー「降板する」とまで、口にされたとも。

 

「そんなことは言わないよ。『作り方を考えないと、つまらない番組になるよ。そういう方向で番組作りをしないなら、僕以外の人をMCにしたほうがいい』とは言った。キツく聞こえちゃったかもしれないよね。

 

 でも僕は、お茶の間の人に『なんだよ、この番組』って思われたくないんだ。ほかの出演者も損しちゃうし」

 

ーー厳しい言葉ですね。

 

「そうだね。『今回のVTRはつまらない』とも言いました。『作り込み方が下手だ。もっと知恵を絞れるでしょ』と、ディレクターがへこむくらいのことは言いますよ」

 

 VTR出演を頑張る若手芸人を思いやっての “苦言” なのだろう。思いのたけを吐き出した所は、ルッコラとパクチーを手に自宅に戻ろうとする。そして最後に、こう話した。

 

「スタッフを頑張らせるためにも、こうやって『所JAPAN』の名前を出してくれるのは、ありがたいよ。でも、ずいぶんロングインタビューになったね。次は、ちゃんと菓子折りを持ってくるように(笑)」

 

 長年、冠番組を持ち続けている所の、番組作りへの思いは人一倍だという。

 

「有名なのは、『俺はカンペは絶対に読まない』という信念です。所さんいわく、『カンペだ、とお茶の間に思われたその瞬間、番組は大事なものを失っているんだ』と。

 

 VTRを見るにしても、いち視聴者のように、おもしろく茶々を入れるスタイルが “お茶の間との一体感” を生んで、高視聴率に繋がっているのでしょう」(テレビ誌記者)

 

『所JAPAN』を制作する関西テレビに、「4月5日収録回のお蔵入り」について確認すると、「そのような事実はございません」との回答だった。前出のフジテレビ関係者は、番組側の動揺を明かす。

 

「4月15日に番組の定例会議があって、『放送日まで時間がなく、4月5日収録回をお蔵入りにするのは不可能。ひと悶着あったVTRについては尺を短くし、そのぶんスタジオ収録分を長くして放送する』と “お蔵入り撤回” の通達があったそうです」

 

 今回の怒りは「そこんトコロよろしく」という、大御所からの “愛の説教” なのだろう。


(週刊FLASH 2021年5月4日号)

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