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どぶろっくが採点「悪魔の食べ合わせ」いなり寿司×クリームチーズ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.10 11:00 最終更新日:2021.05.10 11:00
「洋服は色や形で好みがはっきりしますが、食べ物はそこがファジー。味覚を数値化したいと考えました」と語るのは、『ソッコーで人間をダメにするウマさ 悪魔の食べ合わせレシピ』の著者・鈴木隆一氏。
同書では人工舌「味覚センサーレオ」が科学的に弾き出した、人間が美味しいと感じるレシピを紹介している。
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人間が感知できる基本味は甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5つだという。
「日本人が好むのは『3つの味のバランスがとれている三角形形成系』『2つの強い味のバランスがとれている系』『突出した味をまろやかにする系』。
たとえばやきとりのタレは甘味、塩味、旨味の3つが揃って◎。ひとつの味では単調、5つの味が揃うと複雑すぎます。ここで紹介する絶妙な食べ合わせを楽しんでください」
鈴木氏が選んだ「いなり寿司×クリームチーズ」の食べ合わせを、どぶろっくが10点満点で採点した。
【いなり寿司×クリームチーズ】
森「これは食べる前からちょっと期待が持てますね。あ、これうまい! なんだろうね?」
江口「本当だ、これうまい。いちばんうまく味が混ざり合っている感じ。みんながみんなの味を助け合ってる」
森「いなり寿司のお酢の効いたご飯に、質感の違うクリームチーズが入ったことで、水彩画に油絵のタッチが入った感じ。立体感のある味になってすごい締まる」
【評価】
森:10点
江口:9点
合う酒:ワイン、ビール、レモンサワー
※チーズのコクが混ざり合い、まろやかに。和洋折衷のハーモニーで高得点を記録。
●すずきりゅういち
AISSY株式会社・代表取締役社長と慶應義塾大学・特任講師を兼務。「味覚センサーレオ」を慶大と共同開発し、味覚の受託分析や食べ物の相性研究を実施している。最新刊『ソッコーで人間をダメにするウマさ 悪魔の食べ合わせレシピ』(講談社)が発売中
●どぶろっく
森慎太郎(もりしんたろう、写真左)1978年10月7日生まれ 佐賀県出身/江口直人(えぐちなおと)1978年4月4日生まれ 佐賀県出身
保育園から大学まですべて同じ学校だった2人が2004年にコンビを結成。下ネタ漫才で人気を博す。『ケンコバのバコバコ』(サンテレビ)、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送)にレギュラー出演中
写真・千葉太一
(週刊FLASH 2021年5月4日号)