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はあちゅう×しみけん「事実婚」カップルが語る「コロナで不仲」解消術
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.11 11:00 最終更新日:2021.05.11 11:00
新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークや外出自粛で、ストレスがたまり、夫婦仲が悪化するケースが増えている。2018年7月に事実婚を発表し、2019年9月には第一子が誕生したはあちゅう・しみけん夫妻は、このコロナ禍をどう過ごしているのだろうか?
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人気ブロガー・作家と、カリスマAV男優の異色カップル。先ごろ刊行された夫婦対談本『夫婦トレ(めおとれ)〜「変わらない男」と「変わるしかない女」〜』(光文社)には、壮絶な夫婦げんかの状況も克明に語られている(なんと、対談収録中に勃発した口論もそのまま掲載されている)。さぞかし、コロナ禍でけんかが増えただろうと思いきや……。
「いえ、むしろ対談連載中にお互い言いたいことを言い合ったせいか、最近はとても仲がよくて、穏やかです(笑)。コロナ前、僕は海外や地方への出張が多かったんですが、出張がほとんどなくなって、家族で過ごす時間が増え、それがむしろいいほうに働きました」(しみけん)
それは意外だ。ただ、周囲で不仲になっている夫婦の話はよく聞くという。
「ある夫婦は共働きで、ふたりともリモートワークなんですが、旦那さんが奥さんの仕事を“遊びの延長”としか見ていない。彼は自分の仕事のほうが重要だと当然のように思い込んでるし、そういう態度を取ってくるそうです。
これ、根っこにあるのは旦那さんの女性差別的な意識ですよね。それが、今までのライフスタイルではたまたま表に出てこなかった。女性差別は厳然たる社会問題ですが、今まで社会問題が個人間の関係に影響をおよぼすことは、見過ごされがちだったのかもしれません。それが夫婦の亀裂に直結してしまうのが、今なんですよね」(はあちゅう)
不仲に陥っている世間の夫婦に、アドバイスがあるとすれば?
「コロナは単にきっかけだと思うんですよ。それまでに蓄積されていたお互いへの不満があるはずなので、それに目をそらさず深堀りして、対処するしかないと思います。ただ、どちらかが感情的になっているときに話しても、うまくいきません。うちの場合、ふたりとも冷静に話し合えるタイミングだな、と思ったら話し合うようにしています」(はあちゅう)
たしかに先の書籍でも、「感情が暴走してるかもと自覚したら、ちょっと家を出て物理的に距離を置く」ことを夫婦間で実践しているとあった。それが、コロナ禍でも夫婦円満を保つコツなのか。
「別の知り合いの夫婦は、旦那さんが自宅近くに仕事部屋を借りることで解決させていました。これも物理的な距離ですよね。リモートワークになって、通勤時間から解放されたという人も多いけど、日本の住居は個室が少ないし、家も狭いので、リモートワークに向いていません。夫婦円満のためにも、これからはライフスタイルに合わせた住まい選びが必要ですよね」(はあちゅう)
ちなみに、はあちゅう一家のゴールデンウイークは。
「僕が19年間通い続けた行きつけのお店が、近々閉店することになったので、初めて息子を連れて行ってお気に入りのメニューを食べさせました。ほかには、『こどもの日』に息子に袴を着せて写真を撮ったり、子連れOKのカフェに息子を連れて行ったり。遠出はせず、すべて自宅近くの生活圏内です」(しみけん)
「店に行くこと」自体に眉をひそめる人も一定数いるが、そこは気にしない?
「今、SNS上では、お互いに監視し合っているような緊張感があって、センシティブな方は、外食そのものまで問答無用で非難します。でも、感染対策がなされた施設を予約して、マスクや消毒などの対策を講じた上で、ルールを守って利用することまで非難の対象になるのは、正直、疑問ですね」(はあちゅう)
筋トレが趣味のしみけんは、「ジムが休業になったので、新しいトレーニング用品を購入して、家でやってます」とのことだが、隣で聞いていた、はあちゅうがすかさずツッコんだ。
「それはいいんですけど、もともと旦那はものすごい物持ちなので、これ以上、物が増えて家が狭くなるのは、ほんと勘弁してほしいかな……(笑)」
文・稲田豊史