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東野幸治“レギュラー2本”抱えていてもNHKへの“やゆ投稿”ができるワケ

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.05.15 14:10FLASH編集部

東野幸治“レギュラー2本”抱えていてもNHKへの“やゆ投稿”ができるワケ

Twitter投稿が波紋を呼ぶ東野幸治

 

 5月11日、タレント・東野幸治(53)が自身のTwitterに投稿した内容が波紋を呼んでいる。内閣官房参与・高橋洋一氏(65)が、日本国内の新型コロナウイルスの感染状況について、ツイッターで以下のように投稿した。

 

《この程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑》

 

 

 この高橋氏の投稿はネット上で大きな議論を呼んだが、東野はこれに言及したとみられ、以下のように投稿したのだ。

 

《次はさざ波問題か。コレ以前から言ってた事なのになぁ。さざ波なのにひっ迫しているのが問題ですって。T先生が叩かれていて、ZやNHKやマスゴミの人達は喜んでるだろうなぁ》

 

 芸能記者が話す。

 

「この投稿には、5000以上の『いいね!』がついた一方で、ネットでは『さざ波』を肯定するだけでなく『マスゴミ』というネットスラングを使って批判したことに、ショックを受けるユーザーの書き込みも多く、炎上したんです」

 

“さざ波問題” への是非や謎の「Z」という隠語も目を引くところだが、テレビ局を含むマスコミを “マスゴミ” とやゆすることは、タレント生命にかかわるのではないか――。ましてや東野は、舞台などでネタを披露するタイプの芸人ではなく、テレビ番組が主戦場の「テレビタレント」だ。

 

 さらに固有名詞を出した「NHK」については、東野は現在、『梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ!』『NHKだめ自慢~みんながでるテレビ~』と2つのMC番組を持っている。

 

「今回の東野さんのツイッター投稿は、ある “メッセージ” なんだと思います」

 

 そう話すのは、テレビ業界の事情に詳しい芸能関係者だ。

 

「NHKは民放よりもはるかに、不祥事や自局への批判に厳しい放送局です。一度、出禁となってしまえば一生、局に出入りできない可能性もあります。にもかかわらず、NHKを率先して “叩く” ということは、『自分をレギュラーから降ろしてください』ということですよ。

 

 現在、東野さんは特番を含めて民放でMCを務める番組が5本以上。NHKの番組はBS放送と月1回放送の特番ですから、細々とレギュラーを続けるメリットがあまり感じられないのでしょう。

 

 関西でMCを務めている『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)や、『ワイドナショー』(フジテレビ系)といった “ワイドショー系番組の視聴率が上がればいいや” という考えなんだと思います。

 

 東野さんの “賢い発言” は昔からのもので、先日も某旅番組で『過去にプレゼントされたデニムを誤って捨ててしまった』と発言して、放送後、すぐに同じ商品がお店から東野さんのもとに届けられたということもありました。自分が発言すればどうなるのかを、ある程度計算しているタイプなんです」(同前)

 

 また、吉本興業の関係者は「彼の立ち回りのうまさが現われた発言では」と推測する。

 

「もともとの “さざ波発言” をした高橋洋一氏は、東野がMCを務める『正義のミカタ』のレギュラーコメンテーターです。東野としては、“吉本芸人” と同じくらい近い存在だから守ったまででしょう。

 

 東野がテレビ業界に対しても、これだけ強気の発言ができるのはやはり、“自分が浜田雅功以外で、松本人志にツッコめる唯一の人間だ” と自負しているからだと思います。

 

 いまや『ワイドナショー』でも、松本に忖度せずに発言できるのは東野くらい。このポジションを確立している限り、テレビ業界は彼を手放すことはできないです」

 

 30年以上、テレビ業界を生き抜いてきたのは、その “計算力” あってこそか――。

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