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尾野真千子、コロナ禍での撮影を振り返り大粒の涙「いろいろなものがすごくキラキラ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.20 22:40 最終更新日:2022.02.14 17:36
5月20日、映画『茜色に焼かれる』の公開前夜舞台挨拶がおこなわれ、女優の尾野真千子らが出席した。
社会的弱者として、世の中に翻弄されながらもたくましく生きる親子を描いたこの作品で、尾野は、主人公の「良子」を演じた。
撮影現場について聞かれた尾野は、「今回の役は、抜け出せなくなってしまって…」と語りだす。
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「それくらい自分が芝居に対して、前向きに真剣でいることができました。嬉しかったです。『こんな自分いたな』『これがホントの自分やな』とか、いろんなことを思い出させてくれた現場でした」
撮影はコロナ禍のまっただなかでおこなわれた。
「いろんなものが、すごくキラキラした。(撮影に対して)自分からちゃんと立ち向かえて、自分だけじゃないと思えた。それがすごく幸せで、ある意味、コロナにも “感謝” しないと……。アホみたいに嫌いやけどね、コロナなんて」と、自分なりの考えを語った。
会見の最後、今作への想いを強く語る。
「わたしにとって、最高の映画です。怒られるかもしれないけど、みなさんに手と手を取り合って観に来てほしい。それくらい、みんなで命をかけて撮った作品です。
いま、こういう作品を伝えなければいけない。それが、わたしたちの使命だと思っています。こんな最高の作品はありません。ぜひ、劇場で観ていただきたい」と、途中から大粒の涙を流した。
それでも、フォトセッションに入る前に「メイク直していい?」と、笑いを誘った尾野。苦しい時代のなかでも、エンターテイメントは人々に勇気と笑顔を与えてくれる。