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佐藤隆太「これからは作品を支える側になりたい」…胸にドスンと落ちた山本耕史の言葉
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.21 11:00 最終更新日:2021.05.21 14:50
■自分がどうこうより求められることを大切に
こうして1時間、熱いインタビューは続いた。最後に佐藤が、「デビューしてからの20年」と「これからの役者人生」について言葉を選びながら続けた。
「数年前のことなんですけど、ある作品の撮影で監督さんとなかなか意見が合わなくて悩んだことがあったんです。
僕は同じ役者という仕事をしている誰かに、ド直球でお芝居の相談をすることはめったにないんですけど、このときは誰かに話を聞いてもらいたくて、デビューしたときの舞台でもお世話になった山本耕史さんに『監督さんと、お互いに譲れないところがあるんですが……』と電話で相談させてもらったんです。
そうしたら耕史さんが『隆太もそういう年齢になったか』と優しく言ってくださって。
続けて『若いときは、役をこうやりたいとアピールすることもあるけど、隆太も20年やってきて “自分がどうこう” というより “求められることをしっかりできる役者になる” という年齢になったんじゃないか。作品を支える側になって、監督さんが求めることにしっかりと応えることも大切なんだよ』と。
その言葉は胸にドスンと落ちました。それからは今まで以上に作品にフィットできるような役者になりたいという欲が強くなってきました」
新たに見つけた夢ーー。
それをかなえるために、今も日々、“役者” を楽しでいる。
さとうりゅうた
1980年2月27日生まれ 東京都出身 1999年、舞台『BOYS TIME』で俳優デビュー。2000年『世にも奇妙な物語 映画の特別編』で映画初出演。おもな出演ドラマは『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)、『ROOKIES』(2008年)、『JIN-仁-』(2011年、いずれもTBS系)、『ナオミとカナコ』(2016年、フジテレビ系)、『ウチの夫は仕事ができない』(2017年、日本テレビ系)など。映画は『木更津キャッツアイ』シリーズ、『海猿』シリーズなどにも出演
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衣装協力・Tシャツ/COGNOMEN、パンツ/SEVEN BY SEVEN
(週刊FLASH 2021年5月25日号)