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【坂本冬美のモゴモゴモゴ】『北の海峡/愛の詩』作曲の新垣隆さんが年下でびっくり

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.05.22 11:00FLASH編集部

【坂本冬美のモゴモゴモゴ】『北の海峡/愛の詩』作曲の新垣隆さんが年下でびっくり

『北の海峡/愛の詩』

 

 初めて聴いたとき、思わず亡くなった父親や猪俣先生の顔が浮かんできて、胸がジーンとしちゃいました。

 

 演歌や歌謡曲にはないメロディが、ちょいちょい顔を出して、歌っていると違和感を覚えるんですけど、でも、その違和感が、またすごくいい! この感じ、わかってもらえますか?

 

 とにかく、一度聴いてみてください。めちゃくちゃ、いい曲ですから。

 

 ――こんな素敵な曲を作る方に悪い人はいない。

 

 そう思ってお会いしたら、やっぱり、です。生・新垣隆さんは、とっても穏やかで、やさしさに溢れた紳士でした。

 

 でも、ひとつだけ……。わ・た・く・し、新垣さんはずっと年上だと思っていたんです。だって、あの風貌に(ごめんなさい笑)、あの落ち着きですから。無理からぬことです。

 

 でも、だけど、しかし。よくよく聞いてみると、なんと! わたしより、4つも年下じゃあ~りませんか!?

 

 口にはしません。大人ですから。でも、いけないと思いながら、心の中で呟いてしまったのは、仕方のないことです。

 

 ――あぁ、そう。わたしが高校1年のとき、あなたはまだ、小学生だったのね。

 

さかもとふゆみ 
1967年3月30日生まれ 和歌山県出身 『祝い酒』『夜桜お七』など数多くのヒット曲を持ち、『また君に恋してる』は社会現象にもなった。最新シングル『ブッダのように私は死んだ』を含む、35周年記念ベスト『坂本冬美35th』が発売中

 

写真・中村功 
構成・工藤晋

 

(週刊FLASH 2021年6月1日号)

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