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さんま、『古畑』ロケで大遅刻も田村正和は怒らず「カレー食べられた」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.25 16:00 最終更新日:2021.05.25 16:00
明石家さんまが、5月22日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、亡くなった田村正和さんとの思い出を語った。
さんまは田村さんと、1996年1月10日放送のドラマ『古畑任三郎』(フジテレビ系)の「しゃべりすぎた男」で共演。
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当時の撮影でさんまは、田村さんから「さんまちゃん、わかりにくいところだから、ついて来なさい」とロケ先まで田村さんのクルマの後ろについて運転。
ところが「俺が鼻歌を歌っていたのか、(田村さんが)曲がったところを、まっすぐ行ってしまった」と見失い、結果、1時間半ほど迷って田村さんを待たせてしまった。
だが、さんまは「待たせたのに、お礼を言わはるんですよ。『ありがとう。待っている間、カレーを食べられた』って」と田村さんの懐の深さを回想。
さらに「オーラはすごいのに、入っていける優しさを持っていただいて。何度救われたか」と田村さんの人柄を讃えていた。
田村さんの訃報について、木村拓哉とも連絡を取った。「木村からショックを受けたというメールが来ました。『現場に立っていないと困る方がまたひとりいなくなりましたね』って」と語っていた。
田村さんを偲んださんまにSNSでは大きな反響が寄せられた。
《「しゃべりすぎた男」...リアルタイムで見ましたが 田村さんが掛け合いを上手にリードしているのはもちろんですが さんまさんの演技も...今も記憶に残っているぐらい良かった》
《さんまさんは絶対に古畑エピソード喋ると思った。今までも何度か喋ってるし、田村さんとの共演は相当誇りに思ってる感じあるよね》
《可能であれば、古畑任三郎のしゃべりすぎた男が見たい》
「同番組でさんまさんは、共演時の思い出話をさらに披露しています。せりふを覚えて現場に入る田村さんが、珍しくせりふを噛んだ際、さんまさんは『田村さん、噛みましたね』と指摘したそう。さんまさんは『ウケると思ったらシーンとしたんですよ、現場が』と振り返る。その後、ADに呼び出され、『僕らも本当は笑いたかったんですけど、田村さんはそういう(噛む)ことがないんで、やめていただけますか?』とたしなめられたことを話してました」(芸能ライター)
田村さんは、ふだんから穏やかな人柄で周囲に接していたのだ。