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【坂本冬美のモゴモゴモゴ】阪神・淡路大震災の復興を願った『心の糸』5人だからできたこと

写真左から坂本冬美、長山洋子、香西かおり、藤あや子、伍代夏子
1995年1月17日午前5時46分――。
その時、わたしは大阪にいました。
15日、三重県でコンサートを終え、16日は移動日。で、17日が、神戸でのコンサートだったんです。
普通なら、三重から神戸に入るところですが、たまたまこのときは、定宿のある大阪で一泊しようということになって。まさか、あんなことが起きるとは思いもしなかったのです……。
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ド~~~~ン。
下から突き上げられるような衝撃があり、慌てて飛び起きたものの、何がなんだかわかりません。
当時、わたしはデビュー8年めで、忙しくて心身ともに疲れ切っていた状態。意識がまだ朦朧としていて、頭の回線がうまく繋がりません。
何!? どうしたの? ベッドから出ようにも、体がぐらぐらして立ち上がることさえままなりません。
ミシ、ミシ、ミシッ……。
部屋全体が軋み、壁がぐにゃりと歪んで見えます。
――これは……ただごとじゃない。
と思いながら、あろうことか再び眠りについてしまいました。どれくらい時間がたっていたのか、自分でもよくわかりませんが、床に転がったテレビを避けながらカーテンを開けると、神戸の方角は炎に包まれていました。