「俺たちに残されたのは、綾瀬はるか(36)だけだ……」
そんな嘆きがファンの間から聞こえてくるほど、芸能界では大物女優たちの結婚ラッシュとなっている。
2019年6月に山里亮太(44)が蒼井優(35)と “格差婚” を成就させると、2020年10月には石原さとみ(34)が一般男性とゴールイン。
【ランキング表】新垣結衣&星野源夫妻はいくら?「有名人夫婦にCMギャラ」TOP30
わずか2カ月後、12月には戸田恵梨香(32)と松坂桃李(32)の美男美女夫婦が誕生した。そして今回の新垣結衣(32)・星野源(40)の “逃げ恥婚” だ。
「2人の結婚で俄然、広告業界が活気づいていますよ」と語るのは大手広告代理店のキャスティング担当者だ。
「『ガッキー・星野のセットでCMはできないのか?』という問い合わせが殺到しています。この2人の結婚にはいわゆる “アンチ” と呼ばれる否定的な意見がほとんどなく、むしろ好感度が上がっていますからね。
『夫婦CM』の注目度が高まっているため、実現の可能性は別として、夫婦が共演する際のCMギャラの概算を緊急調査しました」
本誌はその一部を入手。CM出演料でトップ30の芸能人夫婦をまとめた。1位に輝いたのは、里田まい(37)・田中将大(32)だ。
「クライアントの間でもっとも期待が高まっているのが、この2人です。日本球界に復帰したばかりのマー君と、異国の地で夫を支え、子供を育ててきた里田。このコロナ禍だからこそ、視聴者を勇気づけられるCMが作れるはずですよ」(大手広告代理店CMクリエーター)
2位は新垣・星野。話題性を考えれば納得の順位だろう。そしてランキング上位に多く登場するのは、意外にもフレッシュで話題の新婚夫婦ではなく、熟年夫婦だった。
「森高千里(52)・江口洋介(53)、鈴木保奈美(54)・石橋貴明(59)、安田成美(54)・木梨憲武(59)など、互いに年齢を重ねてスローライフを楽しんでいる雰囲気があります。
視聴者にとって理想の年の取り方といえるでしょう。安心感を生かした生命保険のCMや、あえてやんちゃな高級スポーツカーのCMも似合いそう。コンテを考えるだけでワクワクします」(同前)
一方、令和に結婚した芸能人夫婦には、昭和・平成のビッグカップルとは明らかに違う特徴があるという。
「令和になってから、結婚すると簡単に好感度が上がるようになったんです。昭和・平成の時代は、スターが結婚すると少なからずファンが減り、タレントにとってダメージになりました。それこそ『でき婚』なんてご法度の時代です。貴乃花と婚約した際の宮沢りえさん(48)や広末涼子さん(40)、宮崎あおいさん(35)などは、特にバッシングやイメージ低下で苦労しました。
その点、令和の時代は多くのファンが祝福してくれる。少子高齢化が進み、結婚がより特別で神聖なものになったのかもしれません」(芸能事務所関係者)
とはいえ、ランキングに入るには、夫婦仲がよいのが最低条件。多忙な芸能人は夫婦関係を維持するのも大変だ。
「やはり相手を思いやり、家事を分担することが大切です。たとえば夏目三久さん(36)は『すれ違いをなくす』ために芸能界引退を発表しましたが、有吉弘行さん(47)はゲームが大好きなインドア派。家事も積極的に手伝ってくれるでしょう。そうなれば、夏目さんも気軽に仕事に復帰できますし、夫婦仲も良好なままです」(芸能記者)
読者諸兄は、どの夫婦のCMが見たい? 次のページでは、夫婦が共演する場合のCMギャラランキングをまとめている。