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“元祖”ものまね四天王・モト冬樹、「コミックバンドの時代は終わった」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.13 06:00 最終更新日:2021.06.13 06:00

“元祖”ものまね四天王・モト冬樹、「コミックバンドの時代は終わった」

「世田谷火龍園」で食事するモト冬樹

 

■結婚前は自分が一番今は家族や周囲

 

「モテ男」として名を馳せたモト冬樹は59歳のときに10歳年下のお相手と結婚。独身時代は「戸籍真っ白、お先真っ暗」と自虐ネタで笑わせていた。

 

「ずっと『結婚は一回でいい』って思っていたのと、それまで結婚を意識する女性が現われなかったんだよね。

 

 結婚相手に求めていたことは、その女性といれば自分が “いい人” になれることだね。思いやりができるとか。

 

 たとえばさ、少し “問題がある女性” とつき合うと嫉妬したりするじゃない。そうすると(嫉妬した)自分が嫌になる。でも、そういう女性はなぜか魅力的。俺はこのタイプばかりとつき合ってたな。そう言うと、俺の奥さんがモテないみたいか(笑)。

 

 まあ、奥さんにするなら『親友の最上級』という人が理想。その女性が現われたのが59歳だった。結婚前は『自分が一番』だったけど、今は家族や周囲のことを考えるようになったかな。結婚して一人前になれたような気がする。

 

 それに70歳だと離婚はきついから、離婚だけはしないようにしている」

 

 生活も一変した。

 

「奥さんは大阪の人だから、結婚当初は東京に友達が少なかった。俺は飲みに行くのをやめてすぐ帰るようになったね。『今までの幸せを引きずっていては、次の幸せはやってこない』と思っているから。

 

 孫が2人いるんだよ。もうかわいくて、かわいくて。自分で子育てをしていないのに、こんな『いいとこ取り』をしていいんだろうかなんて思っちゃう」

 

 インタビューの最後、モト冬樹は「最近、『全然変わりませんね』って言われると『嘘つけ』って思うようになったんだよね」と笑った。

 

「だって確実に髪の毛は寂しくなってるもん。有吉(弘行)だけは『薄くなりましたね』ってストレートに言うんだけど、そうすると逆に『俺のことをよく見てくれてるじゃない』って嬉しくなるんだ」と頭髪を撫でた。

 

もとふゆき
1951年5月5日生まれ 東京都出身 グッチ裕三、実兄のエド山口とバンドを組み、その後「ローズマリー」「ジュテーム」などのグループを経て、1977年に「ビジー・フォー」結成。本格的にコミックバンドとして始動、「ものまね四天王」ブームを巻き起こした。解散後はCMやテレビドラマでも活躍する

 

世田谷火龍園 
住所/東京都世田谷区赤堤2-11-14
営業時間/11:30~14:30 L.O. 17:00~21:30 L.O.
定休日/火曜日 
※新型コロナウイルスの感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。

 

(週刊FLASH 2021年6月8日号)

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