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武井壮に賞賛が集まるワケ「ストイックさから生まれる圧倒的“説得力”」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.30 10:00 最終更新日:2021.06.30 10:00
「深酒をして朝まだ残っていたら同情の余地があるみたいな話がありましたけど、僕はそうは思わない」
6月29日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)での、タレントの武井壮(48)の発言に賞賛が集まっている。
同番組では、28日、千葉県八街市で下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、男児2人が死亡した事故について報じた。警察はトラックを運転していた梅沢洋容疑者(60)を過失運転致死傷の疑いで現行犯逮捕。梅沢容疑者からは、基準値を上回るアルコール値が検出されたという。
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これを受け、番組内では、交通事故の専門家・中島博史氏が「ストレスがたまっていて前日の晩酌で飲み過ぎていたのが残っていて。アルコールが検出されるほど残っていたのであると、同情の余地はなくはないこともあります」と説明。
しかし、これに冒頭のような異議を唱えたのが武井だ。さらに、武井はこうも指摘した。
「日常的に業務で車を扱っている人が、朝4時出社で深酒するなんて、まずその時点でありえないと感じるし、運転前のアルコール検査と、運転後の降車時も義務づけもしておかないと、途中で飲むという可能性も出てくる」
これに対しネットでは、
《至極まっとうな意見》
《同情の余地はない、武井さんの言うとおりだと思います》
と賞賛の声が殺到した。
「コメンテーターとしても手腕を振るう武井さん。SNSでの発信も含め、その主張は《正論すぎる》《身につまされる》という声がいつも寄せられているんです」(スポーツ紙記者)
2018年、ボクシングや体操などの業界で、《パワハラ》《体罰》などの不祥事が次々と明るみに出たとき、武井はTwitterでこう語っていた。
《スポーツ指導に暴力を肯定? 人が人を殴るのは指導じゃなくただの暴行だ、街で人殴ったら犯罪で技術教えるなら殴っていいなんて理屈通らねえだろ?》(2018年9月10日の本人のツイートより抜粋)
「これについても『よく言ってくれた!』という賞賛の声が多く寄せられました。“武井さんといえばスポーツ”と思われがちですが、勤勉な一面も持ち合わせており、進学した中高一貫校では6年間の学費をすべて免除してもらえるほど成績が良かった。
さらに、トーク力も持ち合わせている。タレントデビューを決めたときも、『自分がタレントとして実力をつけるまではデビューしない』と、トークの技術を満足いくまで、芸人たちに囲まれながら学び続けたそうです。
まさに、武井さんのストイックな生き様こそ、発言に説得力が生まれるゆえんでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
武井持ち前の反射神経は、コメンテーターという仕事においても生かされているのかもしれない。