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スザンヌが「しまむら」コラボで掴む1億円ドリーム…人気芸能人が同社と組みたがる理由は「商売がフェアだから」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.30 11:00 最終更新日:2021.06.30 11:00
6月26日から、「しまむら」でコラボレーションアイテムを発売すると発表された、スザンヌ(34)。かねてから自身のYouTubeチャンネルでプチプラアイテムを使ったインテリアを紹介して人気を博していた彼女が企画したアイテムは、SNSでの評判も上々だ。
<スザンヌしまむらコラボ可愛すぎる。 ルームウェアもかわいかったなー>
<スザンヌちゃんセンス良すぎ!全部欲しい!>
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とはいえ、「しまむら」といえば多くは郊外に展開するファストファッションの雄。決して“最先端のファッション”というイメージがあるチェーン企業ではないが、これまでも若手イケメン俳優たちが勢揃いして大ヒットした映画『HiGH&LOWシリーズ』や、アイドルグループの『ももいろクローバーZ』『でんぱ組.inc』、また多くの大ヒットアニメともコラボ商品を企画して成功させてきた。
ときに「ダサい」とも評される「しまむら」のどこに、人気芸能人たちは惹き付けられるのかーー。
以前、「しまむら」との事業展開を手がけた経験がある芸能関係者がこう明かす。
「『しまむら』の場合、広告契約のように年間で何千万円というようなあらかじめ決められた金額をもらえるのではなく、実際に発生した売り上げの一部をロイヤリティとしてもらう形でした。ただ、もちろん売れ行き次第ではあるんですが、これがものすごく儲かるんです。というのも、『しまむら』は売れると分かると、次々と新しい商品を作ってくれるんですよ。
たとえば、最初のコラボ商品としてバッグを作り、そのロイヤリティとして500万円をもらったとします。売れ行きがよければ、『次は別の小物を』『今度は洋服を』と、ハイペースで新しい商品を作っていくことになるんです。そのため、1カ月で2000万円、年間では2億円以上のロイヤリティをもらっている有名人もいました」
しまむらはこれまで「フェアな取り引き」で、ファッション業界で信頼を得て成長してきた。「返品」や「追加値引き」など“4つの悪”を自社の取り引きから追放すると謳い、しまむら側が商品仕入れのリスクを全面的に負ったうえで売り切る“仕入れの憲法”を掲げてきたのだ。
メーカー相手のこの「フェアな取り引き」が、芸能人やアニメなどを相手とするコラボ商品の開発・販売でも貫かれているということなのだろう。
「『しまむら』がコラボ相手に求めているのは、何よりもSNSでの拡散力です。主婦層からの人気が高く、知名度もあるママタレは、その代表格。スザンヌさんは適任中の適任なんです。売り上げもかなり期待できるでしょうから、今回、彼女はコラボ商品のロイヤリティとして1億円以上を手にすることも十分に可能だと思いますよ」(同前)
店頭では、キッチンマット&トイレマットやリネンセットなど、すでに数多くのプロデュース商品が展開されているという。果たしてスザンヌは、夢の1億円ゲットとなるか。