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中村あゆみ「『翼の折れたエンジェル』超えの男はいない(笑)」

エンタメ・アイドル 投稿日:2016.12.28 12:00FLASH編集部

中村あゆみ「『翼の折れたエンジェル』超えの男はいない(笑)」

 

「もう歌いたくないっていうくらい歌ってきたけど、大好き。男性とのつき合いより長い。『翼の折れた~』を超える男の人、出てこないねー(笑)」

 

 音楽プロデューサー・高橋研による本作は、1984年のデビュー当時からライブで歌われていた曲だった。

 

「初めて聴いたのは、研さんの弾き語りで、最初は変な曲って思って。サビの『うー、翼の折れたエンジェール』で、うわ、翼折れてんのかよって(笑)。

 

 何がいいのか、よさがまったくわからなくて、歌入れでも感情を入れることなく、元気に歌った。悲しい、切ないとか、まったくなく。詞の世界観とは真逆で、いつも笑顔でね。それがよけいに切なく聞こえたのかもしれないね」

 

 結婚を機に音楽業界から身を引いたが、「この曲があったから」復帰した。

 

「私が消えてっても、この歌は残ってた。みんなの心の中に鮮明に残っているフレーズがあり、言葉がある。ほんとにこの曲はエンジェルなんだなぁと思いましたね。

 

 曲の重さが違う。普遍的で、時が流れても色あせない名曲でしょう。私にとっての『翼の折れた~』は、中村あゆみという名前です。いろんな人がこの曲をカバーしてくれたけど、最初のインパクトが強かったから、私のイメージが強い。

 

 仲間には、名前じゃなくて、『エンジェル』って呼ばれることもあります。ほんとは、翼の折れたデビルなんだけどね(笑)」

 

<中村あゆみ『翼の折れたエンジェル』>

1985年4月21日発売
作詞:高橋研 作曲:高橋研
●売上枚数:37.8万枚(1985年)
●ザ・ベストテン初登場:1985年7月4日10位
●最高位:5位 
●連続ランクイン:10週

 

カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 結構、肺活量がいる歌なので、ジョギングしてから歌うといいかも(笑)。笑顔で口角を上げて歌うとピッチ(音程)がよくなります。あと、Bメロのところは「もぉしぃおれぇがひぃろぉ」って、母音を粘って歌うとGOOD!

 

<中村あゆみ Ayumi Nakamura>

 1966年福岡県生まれ。50歳。1984年、デビュー。1985年、『翼の折れたエンジェル』が「日清カップヌードル」のCMに起用され大ヒット。12月7日、『翼の折れたエンジェル』ほかを新録した『A BEST~Rolling 50』を発売(通常盤には『翼の折れたエンジェル-BALLADE-』も収録)。12月10日、神奈川川崎クラブチッタでLIVEを開催

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