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「私が女優になる日」赤穂華、藤森慎吾の「声を聞くだけで緊張する」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.12 20:00 最終更新日:2021.07.13 09:56
田辺エージェンシーと秋元康とTBSがタッグを組んだ、女優の発掘、育成プロジェクト「私が女優になる日_」。応募者9000人の中から、オーディションで選ばれた10人が、TBSドラマの出演権をかけて、同名番組(土曜夜0時58分~TBS)で3カ月に及ぶ演技バトルを繰り広げている。
毎週、オリジナル台本が準備され、それぞれが台本を解釈した上で、脚本家や演出家など3人の審査員の前で演技をする。審査員はその場でどちらの演技がよかったかをジャッジ。3−0だったり2−1だったりと判定され、演技についての評価もくだされる “ガチバトル”だ。
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番組収録に密着し、「とにかく緊張しました~。まだ全然慣れないです」と写真撮影では緊張しっぱなしも、キリリとした表情で魅せてくれた赤穂華に話を聞いた。
――オーディションに合格してからのまわりの反響は?
女優を目指しているということを、恥ずかしくて友達にも言えなかったんです。なので、オーディションに合格したことも誰にも言えませんでした。通学していた学校では芸能活動が禁止されていたので、芸能活動をするためには転校しないといけなかったんです。
転校する前に所属していたバスケットボール部の顧問の先生に事情を話すと「毎週テレビを見るから」と、すごく応援してくれました。先生が、事情を知らなかった部員のみんなに、番組の動画を見せてくれて、みんながすごく喜んでいたよと教えてくれました。
私はみんながどんな反応をするのか怖かったんですが、そんなみんなの反応を聞いて、安心したというか、応援してくれる人もいるんだなって、嬉しかったです。
――ご家族はどうですか?
もともと女優になることを応援してくれていたので、さらに応援してくれています。お母さんは表情の練習につきあってくれたり、すごい協力してくれています。
――オーディションに合格してから変わったことは?
勉強やバスケなど何をやってもいつも中途半端で、自分に自信を持てる部分がなかったんです。
でも、このオーディションに受かって、まわりのみんなが応援してくれることを知ったときに、すごい勇気をもらって、自信も持てて。自信を持てるという部分が大きく変われたかなと思います。
――番組が始まってから、気持ちが上がったこと、嬉しかったことは?
はじめは、オーディションに受かった10人はこれから演技バトルをしていくので、ギクシャクしちゃうのかなって、不安だったんです。
でも、みんな馴染みやすく、話しかけてくれたメンバーもいて、同じホテルに泊まったり週末の2日間を一緒に過ごすうちに、みんなと仲よくなって。
演技バトルのこととかほかの友達には話せないことも、プロジェクトメンバーとは言い合えたり、相談できるんです。それがすごい気持ちを楽にしてくれて、収録に行くのが楽しみになりました。
――逆に気持ちが下がったり、落ち込んだことは?
やっぱり勝負なので、負けちゃったときは、すごい悔しいと思うこともありました。
最近は、勝負にこだわらずに楽しくやればいいなって気持ちが切り替わって、そこからはずいぶん楽しくなりましたね。
――番組が始まってから、新しく始めたことは?
いろんな表情の練習と滑舌のトレーニングです。表情の練習はお母さんと一緒にやっていて、「怒った顔」と言われたら、怒った顔をするという練習を繰り返しやって、表情の瞬発力みたいなものを鍛えてます。
「悲しい顔」とかいろんな感情をお母さんが言った瞬間に、その表情に切り替えられるように練習をしています。
――カメラの前で演技をすることは?
すごい審査員の方たちばかりなので、その方たちの前で演技するだけで、緊張します。まだ演技を楽しめるところまではいってなくて、ただただ、緊張します。もう、MCの藤森(慎吾)さんの声を、ほかのテレビ番組で聞くだけで、緊張します(笑)。
――女優になったらやってみたい役は?
ずーっと前から長澤まさみさんが大好きなんです。長澤さんが出演されていた『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)というドラマを観てから、長澤さんが本当に好きになりました。
今でもそのドラマを見るぐらい大好きで(笑)、あんな感じのドラマに出てみたいですね。ラブコメも演じられる女優さんになりたいです。
あこうはな
2005年生まれ 兵庫県出身
写真・福田ヨシツグ
ヘアメイク・合田和人、中山ゆかり、橋込明子、山崎純子(以上、D-GO)
スタイリスト・山本杏那
衣装協力・FILA