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「私が女優になる日」岡田里穗、「腹筋してお腹を鍛えています」
バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.13 20:00 最終更新日:2021.07.16 16:41
田辺エージェンシーと秋元康とTBSがタッグを組んだ、女優の発掘、育成プロジェクト「私が女優になる日_」。応募者9000人の中から、オーディションで選ばれた10人が、TBSドラマの出演権をかけて、同名番組(土曜夜0時58分〜TBS)で3カ月に及ぶ演技バトルを繰り広げている。
毎週、オリジナル台本が準備され、それぞれが台本を解釈した上で、脚本家や演出家など3人の審査員の前で演技をする。審査員はその場でどちらの演技がよかったかをジャッジ。3−0だったり2−1だったりと判定され、演技についての評価もくだされる “ガチバトル”だ。
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「口を開けばネガティブなことしか言わないぐらいメンタルが弱かった」という岡田里穗に収録現場で話を聞いた。
――オーディションに合格してからのまわりの反響は?
大学の友達には一切話していないので、気付いてないですね。高校の同級生や、普段お世話になっている方は、番組を観てくださっているみたいです。
特にいつも行っている整体の先生が応援してくださっていたんですが、ほかの医院に異動になってしまったんです。その先生が異動するときに「里穗ちゃんが頑張っている姿を見られたから、私も頑張るね」って言ってくださって。それがすごく嬉しかったです。
――ご家族はどうですか?
オーディションに合格したときは「えっ? 合格しちゃったの? 本当に大丈夫なの?」って。喜ぶというよりは驚いて、心配するみたいな感じでした(笑)。でも、毎週お芝居を観てくれて、応援してくれるようになりました。
メンタルが弱かったので、いろいろと審査員の方に指摘されたら、すぐにへこたれちゃうんじゃないの? って言われてたんですけどね(笑)。バトルで「勝ったよ」と報告するとすごく喜んでくれます。
――オーディションに合格してから変わったことは?
最近、自分が変わったなって思います。以前はめっちゃネガティブで、口を開けばネガティブなことしか言わなかったんです(笑)。
でも、だんだんポジティブになってきて、スタッフさんからも「自信がついてきたね」と言われることが多くなりました。それは、演技バトルがすごく影響してると思います。
最初のころはポイントや順位を気にしすぎて、楽しく演じるというより、ポイントを取るためにやらなきゃみたいな焦りがあって、自分でもしんどくなっちゃって……。
でも、リモート演技バトルの後、2週間ぐらい期間が空いたときに、自分なりに考えてみたんです。ついつい、自分の悪いところや審査員の方に指摘されたところばかり気にしすぎちゃう癖があるって。
いろいろな人に相談してみたら「もっと自分のいいところを伸ばすという考えに変えてみたら?」と言ってもらえて。それから気持ちが楽になって、お芝居が楽しいって思えるようになりました。
――番組が始まってから、気持ちが上がったこと、嬉しかったことは?
ポイントをいただけたときに、まわりのスタッフさんが喜んでくれたり、番組を観てくださってる方が「やっと里穗ちゃんが認められたね」というメッセージを送ってくださったり。応援してくださる方がいるんだなっていうのが、すごく嬉しいです。
――逆に気持ちが下がったり、落ち込んだことは?
オーディションを受けていく中で、審査員の方々から「芝居がいいね」というコメントをいただいていたので、自分の中で期待感みたいなものがあったんです。それが1回戦目のバトルで、3-0で負けてしまって……。その期待感みたいなものが一気に崩れ落ちてしまって、かなりへこみました。
――番組が始まってから、新しく始めたことは?
腹筋をしてお腹を鍛えて、発声練習をするようにしています。高校時代はダンス部に所属していて腹筋もあったんですが、引退して1年ぐらい経ったら、筋肉が落ちちゃって(笑)。その筋肉を取り戻そうと努力しています。
――カメラの前で演技をすることは?
とてつもない緊張感です。審査員の方々の真剣な表情が怖く見えちゃって。なるべくお芝居しているときは見ないようにしているんですが、やっぱり緊張します。
ただ、私が所属していたダンス部は、何かひとつのテーマを3分間の中で、踊りと表情で表現するという部活だったんです。いま、演技をする上で、気持ちを表情で表現することが大事だなと思うので、ダンス部の経験が活きてるのかなって思います。
――女優になったらやってみたい役は?
人間って必ず何かを抱えているし、人には絶対に見せたくない部分があると思うんです。その人間の深いところ、表面的には見えない部分を演じられる女優さんになりたいです。
好きな女優さんは同じ年で独特の世界観を持っている蒔田彩珠さん。俳優さんはコミカルな役と怖い役のギャップが素敵すぎてたまらない杉本哲太さんです。
おかだりほ
2002年生まれ 東京都出身
写真・福田ヨシツグ
ヘアメイク・合田和人、中山ゆかり、橋込明子、山崎純子(以上、D-GO)
スタイリスト・山本杏那
衣装協力・FILA