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『ジェームス・ディーンのように』でバレンタインチョコ2万個

エンタメ・アイドル 投稿日:2017.01.02 12:00FLASH編集部

『ジェームス・ディーンのように』でバレンタインチョコ2万個

 

 

「『横浜銀蝿』でデビューして、僕らは更生しましたよ(笑)」

 

 本作は、空前の「ツッパリブーム」を生んだ「横浜銀蝿」のギター・Johnnyのソロデビューシングルだ。

 

「ドラマ『茜さんのお弁当』(TBS系)の主題歌に決まって、僕の好きな映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年)をモチーフにして作りました。どちらも主人公の成長物語なので、イメージが重なったんです。

 

 だから最初は『トラボルタのように』というタイトルだった。でも、プロデューサーに『普遍的なヒーローはジェームス・ディーンだろう』と言われて変更したんです。

 

 この曲は大ヒットすると思っていました。というか、当時、横浜銀蝿が大ヒットを連発していたので、曲が売れない、という発想がなかった(笑)」

 

 バレンタインデーには、4トントラックで2万個以上のチョコレートがJohnnyさんの自宅に届いたという。

 

「僕にとっての『ジェームス~』は、人生の羅針盤のような存在。この曲があったから、今、こうして音楽の仕事に携わっていられる。

 

 ふだん、なかなかアポがとれないような人に会えたり、一度会っただけで覚えてもらえたりするのは、銀蝿のメンバーだったおかげだと思います。

 

 また、AKB48や植村花菜など、日本の音楽史に残る歌に携わることができて、幸せな道を歩ませてもらっているなと思いますね」

 

<Johnny『ジェームス・ディーンのように』>

1981年11月8日発売
作詞:Johnny 作曲:Johnny
●売上枚数:50.2万枚(1981~1982年)
●ザ・ベストテン初登場:1981年12月10日10位
●最高位:2位 
●連続ランクイン:9週人

 

カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 この曲はダミって(声を潰したような歌い方)歌っています。ロックンロールですからね。とくに、「とばすぜ」「ハイウェイ」「オールナイトのステージ」のところは、気合を入れて、腹に力を入れて、ダミって歌いましょう。

 

<Johnny>

 1958年神奈川県生まれ。58歳。本名・浅沼正人。1979年、神奈川大学在学中に、「TCR横浜銀蝿RS」のリードギタリストとしてデビュー。嶋大輔、杉本哲太、岩井小百合などに楽曲提供。1988年、キングレコードに入社。現在、キングレコード上席執行役員、第2クリエイティブ本部長。ベルウッド・レコード代表取締役社長

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