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「私が女優になる日」元NGT48高倉萌香、「演技をするのは想像よりも難しい」

エンタメ・アイドル 投稿日:2021.07.14 20:00FLASH編集部

「私が女優になる日」元NGT48高倉萌香、「演技をするのは想像よりも難しい」

 

 田辺エージェンシーと秋元康とTBSがタッグを組んだ、女優の発掘、育成プロジェクト「私が女優になる日_」。応募者9000人の中から、オーディションで選ばれた10人が、TBSドラマの出演権をかけて、同名番組(土曜夜0時58分~TBS)で3カ月に及ぶ演技バトルを繰り広げている。

 

 毎週、オリジナル台本が準備され、それぞれが台本を解釈した上で、脚本家や演出家など3人の審査員の前で演技をする。審査員はその場でどちらの演技がよかったかをジャッジ。3-0だったり2-1だったりと判定され、演技についての評価もくだされる “ガチバトル”だ。

 

 

 番組収録に密着し、「おかっぱちゃん」の愛称で親しまれながらも2020年にNGT48を卒業、新たに女優を目指す高倉萌香に話を聞いた。

 

――オーディションに合格してからのまわりの反響は?

 

 私が女優を目指しているのが、まわりからすると意外だったみたいです。すごいびっくりしている友達もいましたが、連絡をくれたり、声を掛けてくれたりします。

 

 友達からは「もうちょっと元気を出して、自分らしく楽しんでやってみたら?」と言われて。客観的に指摘してもらえるのはすごく嬉しいことですし、言われたことをしっかり直していけたらなって思います。

 

――ご家族はどうですか?

 

 オーディションを受けている間、「落ちるから大丈夫よ」と言っていたので、合格したときは、びっくりしていましたね。表情がちょっと乏しいと指摘されてます(笑)。

 

 でも本当に、私のやること、ひとつひとつ、全部を応援してくれて、いつも背中を押してくれるんです。挑戦することを応援してくれるのは、本当に嬉しいし、ありがたいなって思っています。

 

――オーディションに合格してから変わったことは?

 

 もともと気持ちの浮き沈みが激しいので、どこが変わったというのはあまりないんですけど、やっぱり点数を取れないのは悔しかったりしますね。たぶん、負けず嫌いだと思うんですけど、それが強まったのかなとは思います。

 

――番組が始まってから、気持ちが上がったこと、嬉しかったことは?

 

 どうしよう……こういう解釈でいいのかなって迷いながら演じたときに、審査員の方に褒めていただいたことがあったんです。そのときはすごく嬉しかったですね。

 

――逆に気持ちが下がったり、落ち込んだことは?

 

 自分がやろうと思ったことができなかったときです。終わった後に映像で観ると、上手に映れてなかったり、自分が想像していたのと違ったり。そういうときは、ちょっと悩むというか、ダメだなって落ち込みます。基本的に自分が映っているのを見るのは好きじゃないんです、なんか気持ち悪くて(笑)。

 

 でも一回、一回、きちんと見ないと自分のできていないところがわからないので、反省を活かせるように、頑張って観ています。

 

――番組が始まってから、新しく始めたことは?

 

 あまりドラマは観ない方だったんですが、よく観るようになりました。本もよく読むようになりましたね。あとは日常生活の中で、なにか素敵だなって思う瞬間をみつけるというか。

 

 たとえば空気がきれいだなって思ったら、それを自分の中で想像して頭の中で映像化してます。お風呂に入ってピアノの音楽を聞いて、目をつぶって何かを想像したり……なんてしながら、お風呂につかっています(笑)。

 

 そういう嬉しいとかきれいとか思う気持ちを、表現することが大事になってくるんじゃないかと思っています。

 

――カメラの前で演技をすることは?

 

 自分はこんなにも全然演技ができなくて、演技していると言ってはいけない存在というか……。申し訳ないというか、悲観的になりました。

 

 役者さんは本当にすごいなって、改めて思いましたね。演技するのは想像より難しいですし、奥深いですし、すごくいろいろな物語があって作られていくんだなと……。特に感情表現が難しいですね。

 

 台本には文字で書いてあるんですが、その文字の中にも意味があるし、文字の前後にも意味があって、文章が成り立っているんだなって。表現するのは本当に難しいと思いました。今までのお仕事とは、また全然違いますね。

 

――女優になったらやってみたい役は?

 

 本当に演技が下手で、目標を言ってもいいのかなって思ったりもするんですけど、ドラマや映画に出させていただける機会があるなら、出てみたいです。

 

 いろんな作品に出させていただいて、いろんな色に染まれるというか……いろんなジャンルに染まれる、そんな女優さんになれたらいいって思います。暗くて怖い役もやってみたいです。喋らないで表情だけで怖いみたいな(笑)。

 

たかくらもえか
2001年生まれ 新潟県出身

 

写真・福田ヨシツグ
ヘアメイク・合田和人、中山ゆかり、橋込明子、山崎純子(以上、D-GO)
スタイリスト・山本杏那
衣装協力・FILA

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