7月16日に石橋貴明(59)が自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」で、鈴木保奈美(54)との離婚を発表した。
離婚発表の数週間前、石橋が6月27日放送のラジオ番組『日本生命 presents 石橋貴明のGATE7』(TBSラジオ)で語った内容について、「離婚を予感した」と話すのは、あるモータージャーナリストだ。彼が続ける。
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「石橋さんが同番組内で『音速の貴公子』と呼ばれたF1ドライバー、アイルトン・セナ(享年34)との思い出を話していたんです。でも、F1は鈴木さんとも “因縁” のあるスポーツですから……。それをわざわざ自分から話していたので、『あれ?』と思いました」
石橋と鈴木は1998年に結婚。当時、2人とも一度離婚を経験しており、2度めの結婚だった。石橋は1988年に元モデルの女性と入籍し、1998年に離婚している。
「一方の鈴木さんは、1994年に最初の結婚をしています。その相手がF1解説者の川井一仁氏でした。だからなのか、石橋さんはスポーツ通なのに、これまで自分から積極的にF1について言及することは少なかったんです。やはり、過去に川井氏と離婚した鈴木さんのことが頭にあったのではないかと思います」(前出・モータージャーナリスト)
6月27日の『石橋貴明のGATE7』内で、石橋は1993年に『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』のカート対決にセナが登場した回を振り返り、こう話している。
《当時、フジテレビでF1を放映していたので、日本テレビの『生ダラ』にセナが来るなんて言ったら絶対に潰されてしまうと思って。いっさい、誰にもしゃべっちゃいけないっていう箝口令のなか、セナがあの千葉のサーキット場に来たときはもうね、震えましたね》
「じつは、セナが『生ダラ』に出演する直前、1993年のF1モナコグランプリでは、フジテレビ中継のゲストに石橋さんが登場していました。
そのとき石橋さんは、あまりにもセナを応援しすぎて、ライバルで先行していたプロストやシューマッハにアクシデントが起きたのを喜んでしまったんです。これが大顰蹙を買って、それ以降、石橋さんがF1中継に呼ばれることはなくなりました。いわば “出禁” 状態だったんです。
当時から現在まで川井氏はフジテレビ系のF1解説を務めていますが、じつは、翌年1994年のF1モナコグランプリにゲスト出演したのが鈴木さんでした。これが川井氏との馴れ初めだったんです。すごい偶然ですよね(笑)。
『生ダラ』のカート対決も、かなりフジテレビのF1中継をパロディしたものでしたし、モナコグランプリの件もある。鈴木さんと結婚中だった石橋さんには、F1に対して引っかかる気持ちがあったのだと思います」(前出・モータージャーナリスト)
人は時として、直感で自分の行動を変えてしまうことがあるという。この石橋の発言もまた――。