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大竹まことのラジオに密着「いつか『イチモツ音頭』でギャラクシー賞を(笑)」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.19 11:00 最終更新日:2021.07.19 11:00
文化放送が開局70周年を迎えた。声優&アイドル番組、パ・リーグ中継、みのもんたや梶原しげるの伝統を受け継ぐ局アナたちの冠番組――。固定ファンを多数抱え、親しみやすさは随一のラジオ局だ。
なかでも『大竹まこと ゴールデンラジオ!』は、放送開始15年めを迎えた文化放送の “昼の顔” だ。
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7月5日、月曜日の放送回に密着した。
生放送が始まる1時間前の正午、大竹と曜日パートナーの阿佐ヶ谷姉妹が顔を揃え、打ち合わせが始まった。熱海市で発生した土石流、前日に開票された都議選の結果……。阿佐ヶ谷姉妹の2人も、赤ペン片手に報道資料と向き合う。
「五輪については、もっと時間を割いたほうがいいでしょ」
番組に対しては妥協を見せない大竹だが、各曜日のパートナーやリスナーに対しては優しい。
「私たちが話すのは、アパートの軒先に蜂が巣を作ったとか、お弁当が茶色いとか、地味な話ばかり。それを大竹さんが聞いてくれて、ちょっと喜んでくれることがあるんです」
阿佐ヶ谷姉妹の妹・美穂がそう言えば、姉の江里子もこのように同意する。
「水曜の壇蜜さんとは艶やかなトークをされています(笑)。金曜の室井佑月さんのときはなだめ役に回っていますよね。いろんなお顔をお持ちです」
大竹は「たくさんの女性と接するのは得意だから(笑)」とごまかすが、7月1日、木曜パートナーとして初出演した小島慶子も、久々に再会した大竹に「あんなに暴れん坊だったのに」と驚いた。大竹が心境の変化を明かす。
「以前の俺にとって、ラジオはいろんな仕事をしてるうちのひとつだった。でも、ラジオは農作業や手作業をしている方、運転をしている方が、近くに置いて聴いてくれている。拡声器じゃなく、小さな声も大事なんじゃないかなって思うようになったんだ」
真面目に語る自分に照れたのか、こう混ぜっ返した。
「こんな思いで15年もやっているのに、(金曜レポーターの)どぶろっくのせいでギャラクシー賞が獲れない。いつか獲るよ、『イチモツ音頭』でギャラクシー賞を(笑)」
13時。大竹は、打ち合わせのときから一転してリラックスした様子だった。時報が鳴り、オープニングソングが始まっても、レポーターを務めるガンバレルーヤの2人とブースの外で談笑を続けた。
まわりが焦りはじめたころ、いたずらっぽい笑いを浮かべながらスタジオに滑り込んだ。そして、スピーカーからはいつもの第一声――。
「はい、こんにちは。大竹まことです」
■大竹まことに密着
●12:30(放送前)
打ち合わせでは阿佐ヶ谷姉妹の2人と大量の資料と格闘。冒頭の時事ネタの内容を詰める緊迫の時間
●13:00
放送開始
●13:40(放送中)
月曜のレポーターのガンバレルーヤが阿佐ヶ谷姉妹に対抗して歌を披露。大竹にイジられてタジタジの2人
●14:40(放送中・CM中)
ブースの中は「大竹ワールド」。「もう写真は十分だろ」と言いつつ、CMの合間もサービス全開
●15:07(放送中)
フィッシングベスト姿の森永卓郎氏。ラフな格好でふらりと登場。舌鋒は鋭く、政府のワクチン政策を大批判。
●15:35(放送終了)
疲れた様子もなく生放送が終了「面倒なことは “明日の自分” に丸投げする」というエンディングの投書に共感しつつ、明日も生放送に臨む
おおたけまこと
72歳 コントグループ「シティボーイズ」でも活躍。
「この番組を聴いて気持ちが楽になったという声を聞きたいね」
※『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(月〜金13:00〜15:30)
(週刊FLASH 2021年7月27日・8月3日号)