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見栄晴が娘から言われたショックな一言「パパが見栄晴なのは恥ずかしい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.23 20:00 最終更新日:2021.07.23 20:00
8歳のときに父を心不全で亡くした見栄晴さん。母親が女手ひとつで見栄晴さんを育てた。その母への思いを、母が最後の夕食を食べた割烹三松で語った。
「母が亡くなる1週間前に『何が食べたい?』と聞いたら、『三松さんのローストビーフが食べたい』と言ったんです。車椅子に乗ってもらい、食べにきました」
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――お母様は見栄晴さんに母子家庭の寂しさを感じさせないようにしたそうですが。
「父が亡くなる前から食事とお酒を出す料理屋を切り盛りしていました。しかし父が亡くなると土日を休みにして、僕といる時間を作ってくれましたね。
だけど、母は好きなパチンコに行っちゃう。僕は500円をもらい、ゲームセンターでインベーダーゲームをしました。
小遣いを使い切ると母のところに行き、小遣いの追加をお願いするんですけど『あげてもいいけど、帰りは三松さんのうな重は食べられないよ。立ち食いのおそばだよ』って言うんです。物事のけじめや金銭感覚を教えたかったのでしょうね」
――見栄晴さんはご自身をマザコンと言っていますが。
「そうですね。母が大好きでした。僕がギャンブルにハマったりして苦労ばかりかけましたが、孫の顔を見せることができて、ちょっとだけ親孝行ができたと思っています」
――娘さんは中学生ですが、芸能界に興味はありそうですか。
「どうなんでしょう。声優になりたいというのを聞いたことがありますけど。ただ、『パパは好きだけど見栄晴なのは恥ずかしい』って言うんですよ。
どうしてか聞いたら『だって、お友達は誰も見栄晴を知らないんだもん』って。学校行事などに行くと、娘の同級生のお父さんやお母さんにはウケがいいんですけどね。
娘も僕と同じで一人っ子。母は僕に好きなことをやらせてくれました。だから、僕も娘には好きなことをやらせてあげたいですね」
みえはる
1966年生まれ。東京都出身。15歳のときに『欽ちゃんのどこまでやるの!』(テレビ朝日系)の新企画オーディションに合格。「萩本見栄晴」として出演した。skyperfecTV「競馬予想TV」に出演中。バラエティやドラマなどで幅広く活躍